シューティングファンが酔いしれた”3大シューティング祭り”が池袋ギーゴで開催
●新作の体験プレイとトークショーでお腹いっぱい
2008年8月30日、東京にあるセガのアミューズメント施設”池袋ギーゴ”で、シューティングゲームの最新作をテーマにしたイベント”3大シューティング祭り”が開催。会場に大勢のシューティングファンが駆けつけた。今回のイベントは、2008年9月11日に発売予定のプレイステーション2用ソフト『セガエイジス 2500シリーズ Vol.33 ファンタジーゾーン コンプリートコレクション』(セガ)、2008年10月2日に発売予定のXbox 360用ソフト『雷電IV』(モス)、2008年10月30日に発売予定のプレイステーション2用ソフト『サンダーフォースVI』(セガ)にスポットを当てた内容。3作品の試遊台が用意され、発売まえに体験プレイが楽しめたほか、関連タイトルのアーケードゲームの筐体が置かれ、シューティングファンを存分に楽しませた。
▲最新のシューティングゲームが体験できた3大シューティング祭り。 |
イベント中には、定期的に各タイトルの開発者によるトークショーも実施。『セガエイジス 2500シリーズ Vol.33 ファンタジーゾーン コンプリートコレクション』に登場したのは、セガの奥成洋介氏とエムツーの堀井直樹氏、並木学氏。『ファンタジーゾーン』シリーズや『オパオパ』を始めとする姉妹作品など、「セガ関連で商品化したシリーズ作品がこの1本に収録されています」とソフトを説明した奥成氏。その中のひとつに『ファンタジーゾーンII』をリメイク版として収録されていることについて、「『ファンタジーゾーンII』については2バージョン入れる予定がありました」(奥成)と明かすと、堀井氏も「家庭用としてパワーアップさせたものを求める人と、アーケード版そのものを求める人がいると思ったので」と加えた。ほかにも、隠し要素として、『ファンタジーゾーン ネオクラシック』というゲームが収録されていることや、近日Webサイト上でWindows向けの今作の体験版が配信されることが発表された。
▲『ファンタジーゾーン』トークショーの模様。2バージョン構想があったことについて、並木氏(写真右)も「2バージョンのうち、どちらを採用するかもめましたね(笑)」と振り返った。 |
モスの駒澤敏亘氏、サウンドを手掛ける佐藤豪氏を迎えて行われた『雷電IV』トークショー。まず、「モスはこれから家庭用ゲームのメーカーとしてやっていきますのでよろしくお願いします」と挨拶した駒澤氏は続けて、「じつは謝らなければならないことがあります」と、『雷電IV』の発売日が2008年10月2日に延期されることを発表。「延期した分、よりよい作品に仕上げます」(駒澤)と決意を新たにした。『雷電IV』のコンセプトについては、「オリジナル要素をコンセプトに、アーケードの魅力を崩さずに完全版を入れること」とし、アルティメットモードの搭載、追加キャラクターのダウンロード配信、Webランキングといった要素について紹介した。
▲『雷電IV』は1年くらいまえから企画が立ち上がり、移植作業に8ヵ月かかっているそうだ。 |
『サンダーフォースVI』のトークショーには、ゾルゲール哲ディレクター、佐藤豪氏、TAMAYO氏が登場。約10年の年月を経て、『サンダーフォース』シリーズが最新作を引っさげ復活することになった理由を、ゾルゲール哲ディレクターは、「いまのゲーム業界、シューティングゲームは採算が取れないから、どこも作りたがらないジャンルになっている。でも、今日これだけのファンが集まってくれたんだから、ビジネスになるチャンスはあると思う」と、それを証明する意味で『サンダーフォースVI』が大きな役割を担う作品であることが伝わってきた。また、「『雷電』〜『雷電IV』までのストーリーと、『雷電V』のストーリーを交わらせたい」と、今作のストーリーや世界設定についても語られた。ステージのモニターを使って、ゾルゲール哲ディレクターが『雷電IV』のプレイを披露する場面も。この日置かれていた『雷電いIV』の試遊台は3面までプレイが可能だったが、ゾルゲール哲ディレクターは4面に挑戦。いきなり1機撃墜され、ファンの爆笑を誘うも、しっかりとゲームの魅力をアピールしていた。
▲「シューティングゲームを愛する作り手側と、プレイする側が手を取り合って、盛り上げて結果を残せば、ほかのメーカーも入ってきて活性化させることができる」と、シューティングゲームというジャンル全体のことを考えるゾルゲール哲ディレクター(上の写真、左から2番目)。 |
このほか、トライアングル・サービスの藤野俊昭氏による3大シューティングゲームの爆笑スライドショーや、ステキなグッズが当たる抽選会が行われ、ファンのシューティングゲームに対する愛は、より一層深まったようだ。
▲『シューティングラブ。』を制作するトライアングル・サービスの藤野氏による爆笑スライドショーでは「『シューティングラブ。』のXbox 360版を作っています」と気になる発表も。 |
▲アイエヌエイチ、ウェーブマスター、bsksのシューティングゲーム関連商品の物販コーナーも設けられた。 |
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