2008年08月
2008年08月24日
9月から新番組「日曜の朝は濱口和久のがんばれニッポン!」が始まります。
スカイパーフェクTV241chで9月から新番組「日曜の朝は濱口和久のがんばれニッポン!」が始まります。放送開始は9月14日の日曜日からで、時間帯は毎週日曜日9時〜10時(再放送は23時〜24時)です。
レギュラー出演者は
キャスター
濱口和久(日本政策研究センター研究員・前栃木市首席政策監)
中村直美(元NHK長崎放送局アナウンサー)
コメンテーター
田村重信(自民党政調首席専門員・慶応大学大学院講師)
タガワ総研
田川孝展(日本企業情報株式会社代表取締役社長・株式市場新聞コラムニスト)
主なコーナーは
(1)この政治家に訊く(隔週)
ゲストに政治家を迎え、濱口和久が毎回政治家に鋭いメスを入れ、今の政治の本音を聞きます。
(2)この国の今を問う(隔週)
企業、各種業界、学識経験者を迎え、濱口和久がゲストと共に正しい情報や真実を分かり易く解説し伝えます。
(3)タガワ総研
田川孝展の進行で、毎週、ユニークな1社を紹介、レポート。地味だけどキラと輝く技術やエコな取り組みを紹介します。
(4)親子で楽しむ論語塾
田村重信が毎回、論語を一つ紹介します。
(5)中村直美の今週の1枚
中村直美が気になった物事を一枚の写真で紹介。その写真を選んだ理由など、女性の目線で気になった事柄を取り上げます。
※第1回のゲストは外務副大臣の山本一太参議院議員です。
レギュラー出演者は
キャスター
濱口和久(日本政策研究センター研究員・前栃木市首席政策監)
中村直美(元NHK長崎放送局アナウンサー)
コメンテーター
田村重信(自民党政調首席専門員・慶応大学大学院講師)
タガワ総研
田川孝展(日本企業情報株式会社代表取締役社長・株式市場新聞コラムニスト)
主なコーナーは
(1)この政治家に訊く(隔週)
ゲストに政治家を迎え、濱口和久が毎回政治家に鋭いメスを入れ、今の政治の本音を聞きます。
(2)この国の今を問う(隔週)
企業、各種業界、学識経験者を迎え、濱口和久がゲストと共に正しい情報や真実を分かり易く解説し伝えます。
(3)タガワ総研
田川孝展の進行で、毎週、ユニークな1社を紹介、レポート。地味だけどキラと輝く技術やエコな取り組みを紹介します。
(4)親子で楽しむ論語塾
田村重信が毎回、論語を一つ紹介します。
(5)中村直美の今週の1枚
中村直美が気になった物事を一枚の写真で紹介。その写真を選んだ理由など、女性の目線で気になった事柄を取り上げます。
※第1回のゲストは外務副大臣の山本一太参議院議員です。
2008年08月23日
現実を直視しない秋葉忠利広島市長への苦言
月刊中央ジャーナル8月号に「現実を直視しない秋葉忠利広島市長への苦言」という小論を書いてみました。
「平和は訪れるものではない、自ら勝ち取るものである」という言葉を残したのは、広島に原爆が投下された昭和二十年八月六日、ちょうど同じ日に空襲によって愛媛の実家と母親を失った若き建築家丹下健三氏である。彼は戦後、広島平和公園や平和記念資料館の施設を設計した。その際、ただ平和を祈る場所ではなく、このような悲惨な状況をなんとしても避けるためには平和は念願するものではなく、勝ち取らなければならないという意志を強く訴えるために平和記念資料館から原爆慰霊碑、平和の塔と原爆ドームを一直線で見通せるように設計したという。丹下氏のこの想いを現在の広島市長である秋葉忠利氏はご存じなのだろうか。
毎年八月六日、広島では丹下氏が設計した原爆慰霊碑の前で、原爆の日の平和式典が開催されている。秋葉市長は今年は世界の都市・自治体連合による核兵器廃絶や日本国憲法順守を訴えた平和宣言を読み上げたが、昨年と同様、北朝鮮の核の脅威には一言も触れなかった。丹下氏の想いが秋葉市長に少しでも理解できる能力が備わっていれば、もう少しバランスのとれた平和宣言を読み上げることが出来たのではないか。日本にとって、当面する最大の脅威は北朝鮮の核であり、それを取り上げない平和宣言は広島に投下された原爆によって亡くなった人たちに対する冒涜と等しい行為だ。
秋葉市長は旧社会党出身ということから、今までも一貫して北朝鮮の核に関しては言及を避けてきた。昨年の八月六日の原爆の日は北朝鮮の核実験後だったにもかかわらず、平和宣言では北朝鮮の核実験には全く触れず、相変わらず日本国憲法の順守と米国批判を繰り返し強調した。日本国憲法の順守と米国批判を念仏のように唱えるだけで北朝鮮の核の脅威から日本を守ることが出来ると秋葉市長が本気で思っているのならば、それこそ危険な思想の持主と言わざるを得ない。
一方、同じ被爆地・長崎の田上富久市長は今年も昨年同様、八月九日の平和宣言の中で、新たに核兵器を保有した北朝鮮などの国名を挙げ、北朝鮮の核廃棄に向けた六者協議での「粘り強い努力」を繰り返し訴えた。秋葉市長と田上市長のどちらが、被爆地の市長としてバランスのとれた態度なのかは自ずと分かるはずだ。
そもそも北朝鮮の核に対しては、広島や長崎の市長が先頭に立って抗議のメッセージや行動を起こしてもおかしくない問題である。秋葉市長は世界の都市・自治体連合による核兵器廃絶も重要だが、北朝鮮の核問題など具体的な内容を盛り込む平和宣言を発表しなければ被爆地の市長としての存在価値はない。
それに加えて、秋葉市長は平和宣言の中で、日本国憲法の順守を繰り返しているが、危険分子の集まりである九条の会、一部の左系市民団体、退潮が著しい社民党や共産党を除けば、今や大多数の国民は日本国憲法の改正には賛成している。日本中、もっと言えば、世界中に放送されている八月六日の原爆の日の平和式典で敢えて触れるテーマではない。これでは秋葉市長の思想・信条を発表しているのに過ぎない。
秋葉市長がどのような支持団体に支援されて市長に当選したかは具体的には分からないが、今後、従来の旧社会党を中心とする護憲勢力や似非平和主義勢力と決別する勇気がなければ、来年の原爆の日にも秋葉市長は今年と同じような平和宣言を読み上げるだろう。
もうこれ以上、秋葉市長が発する耳障りの悪い平和宣言は聞きたくないと思っている日本人は私以外にも多いはずだ。
不謹慎かもしれにが、北朝鮮が日本に核ミサイルを発射して日本国民に犠牲者が出て初めて、秋葉市長は北朝鮮の核問題に触れるのだろうか。
「平和は訪れるものではない、自ら勝ち取るものである」という言葉を残したのは、広島に原爆が投下された昭和二十年八月六日、ちょうど同じ日に空襲によって愛媛の実家と母親を失った若き建築家丹下健三氏である。彼は戦後、広島平和公園や平和記念資料館の施設を設計した。その際、ただ平和を祈る場所ではなく、このような悲惨な状況をなんとしても避けるためには平和は念願するものではなく、勝ち取らなければならないという意志を強く訴えるために平和記念資料館から原爆慰霊碑、平和の塔と原爆ドームを一直線で見通せるように設計したという。丹下氏のこの想いを現在の広島市長である秋葉忠利氏はご存じなのだろうか。
毎年八月六日、広島では丹下氏が設計した原爆慰霊碑の前で、原爆の日の平和式典が開催されている。秋葉市長は今年は世界の都市・自治体連合による核兵器廃絶や日本国憲法順守を訴えた平和宣言を読み上げたが、昨年と同様、北朝鮮の核の脅威には一言も触れなかった。丹下氏の想いが秋葉市長に少しでも理解できる能力が備わっていれば、もう少しバランスのとれた平和宣言を読み上げることが出来たのではないか。日本にとって、当面する最大の脅威は北朝鮮の核であり、それを取り上げない平和宣言は広島に投下された原爆によって亡くなった人たちに対する冒涜と等しい行為だ。
秋葉市長は旧社会党出身ということから、今までも一貫して北朝鮮の核に関しては言及を避けてきた。昨年の八月六日の原爆の日は北朝鮮の核実験後だったにもかかわらず、平和宣言では北朝鮮の核実験には全く触れず、相変わらず日本国憲法の順守と米国批判を繰り返し強調した。日本国憲法の順守と米国批判を念仏のように唱えるだけで北朝鮮の核の脅威から日本を守ることが出来ると秋葉市長が本気で思っているのならば、それこそ危険な思想の持主と言わざるを得ない。
一方、同じ被爆地・長崎の田上富久市長は今年も昨年同様、八月九日の平和宣言の中で、新たに核兵器を保有した北朝鮮などの国名を挙げ、北朝鮮の核廃棄に向けた六者協議での「粘り強い努力」を繰り返し訴えた。秋葉市長と田上市長のどちらが、被爆地の市長としてバランスのとれた態度なのかは自ずと分かるはずだ。
そもそも北朝鮮の核に対しては、広島や長崎の市長が先頭に立って抗議のメッセージや行動を起こしてもおかしくない問題である。秋葉市長は世界の都市・自治体連合による核兵器廃絶も重要だが、北朝鮮の核問題など具体的な内容を盛り込む平和宣言を発表しなければ被爆地の市長としての存在価値はない。
それに加えて、秋葉市長は平和宣言の中で、日本国憲法の順守を繰り返しているが、危険分子の集まりである九条の会、一部の左系市民団体、退潮が著しい社民党や共産党を除けば、今や大多数の国民は日本国憲法の改正には賛成している。日本中、もっと言えば、世界中に放送されている八月六日の原爆の日の平和式典で敢えて触れるテーマではない。これでは秋葉市長の思想・信条を発表しているのに過ぎない。
秋葉市長がどのような支持団体に支援されて市長に当選したかは具体的には分からないが、今後、従来の旧社会党を中心とする護憲勢力や似非平和主義勢力と決別する勇気がなければ、来年の原爆の日にも秋葉市長は今年と同じような平和宣言を読み上げるだろう。
もうこれ以上、秋葉市長が発する耳障りの悪い平和宣言は聞きたくないと思っている日本人は私以外にも多いはずだ。
不謹慎かもしれにが、北朝鮮が日本に核ミサイルを発射して日本国民に犠牲者が出て初めて、秋葉市長は北朝鮮の核問題に触れるのだろうか。
2008年08月21日
2008年08月15日
2008年08月07日
「ガンバレ自衛隊・安全保障アワー」制作発表及び披露パーティー
9月からの新番組「ガンバレ自衛隊・安全保障アワー」制作発表及び披露パーティーが都内のホテルで開催されました。
今回の新番組はスカイパーフェクTV ch.241で放送されている「防人の道 今日の自衛隊」とは少し切り口を変え、月曜から木曜夜19時からの1時間番組(制作は日本文化チャンネル桜)。
パーティーには内閣改造で防衛大臣に就任したばかりのの林芳正氏、元防衛大臣の小池百合子氏、経済産業副大臣の高市早苗氏、元法務大臣の森山眞弓氏をはじめ多くの国会議員、増田好平防衛省事務次官、田母神俊雄航空幕僚長などの防衛省関係者、大手企業、文化人など総勢400名がお祝いに駆け付けてくれました。前防衛大臣の石破茂氏はビデオメッセージ。(私は司会者の補佐を担当)
本日の日経新聞朝刊に新番組「ガンバレ自衛隊・安全保障アワー」の一面広告を掲載しました。会場に赤旗新聞記者も取材にきていましたが、どのような記事を書くのかな。
今回の新番組はスカイパーフェクTV ch.241で放送されている「防人の道 今日の自衛隊」とは少し切り口を変え、月曜から木曜夜19時からの1時間番組(制作は日本文化チャンネル桜)。
パーティーには内閣改造で防衛大臣に就任したばかりのの林芳正氏、元防衛大臣の小池百合子氏、経済産業副大臣の高市早苗氏、元法務大臣の森山眞弓氏をはじめ多くの国会議員、増田好平防衛省事務次官、田母神俊雄航空幕僚長などの防衛省関係者、大手企業、文化人など総勢400名がお祝いに駆け付けてくれました。前防衛大臣の石破茂氏はビデオメッセージ。(私は司会者の補佐を担当)
本日の日経新聞朝刊に新番組「ガンバレ自衛隊・安全保障アワー」の一面広告を掲載しました。会場に赤旗新聞記者も取材にきていましたが、どのような記事を書くのかな。
2008年08月05日
2008年08月02日
予備役ブルーリボンの会発足第1回会合
私が尊敬している特定失踪者問題調査会代表・拓殖大学教授・予備自衛官補の荒木和博氏からお声を掛けていただいたので、私も予備役ブルーリボンの会に参画することにしました。現職の自衛官も制服にブルーリボンを全員が付けるべきだと私は思っている。北朝鮮による日本人拉致は主権侵害であり、本来であれば、直ぐにでも自衛隊を出動させるのが政府の責任ではないだろうか。
今回の予備役ブルーリボンの会発足に航空幕僚長 空将 田母神 俊雄 氏から送られたお祝いのメッセージを紹介したい。
予備役ブルーリボンの会、発足おめでとうございます。
皆さんご存知のとおり、各国の軍事力・防衛力は現役兵力ばかりでなく、予備役の能力も含めて評価されます。日本においては、予備自衛官等の方々の力がそれにあたるわけで、皆さんの存在をたいへん頼もしく思っています。
さて、私は常々、自衛隊は日本の武士道の精神を受け継ぐ素晴らしい組織であると内外で主張しておりますが、謡曲などで次のような話が伝えられています。鎌倉時代に、佐野源左衛門尉常世(さのげんざえもんのじょうつねよ)という武士がいました。彼は貧しい生活をしていましたが、執権であった身分を隠して旅の僧として全国廻向していた北条時頼に宿を貸し、大切にしていた鉢の木を焚いて暖をとらせる等精一杯もてなし、「自分は貧しい生活をしているが『いざ鎌倉』となれば直ちに駆けつけるつもりだ。」との決意を語りました。そして、実際に「いざ鎌倉」という場面が訪れると、真っ先に駆けつけその心意気を示したのです。予備自衛官等の方々は、平素は民間でそれぞれご活躍されながら、地道に訓練も重ね、一朝有事にはいち早く駆けつけようとする心構えを持たれ、まさにこの佐野源左衛門尉常世の武士道精神を体現されているものと、心から敬意を表します。
自衛官は、事に臨んでは危険を顧みず、我が国の平和と独立を守る使命を完遂していかなければなりませんが、その使命感の根源は我々の身の回りの人々、顔の見える一人一人の国民を守る、という気概であると考えます。そして、それが強ければ強いほど、自衛隊は精強となります。この度予備役ブルーリボンの会に入会された方々は、北朝鮮に拉致された国民の方々及びそのご家族の悲しみ、苦労、憤りに思いを致し、救出を応援しようとする姿勢を示されたのであり、それはまさにこの気概を体現したものです。その心意気は自衛隊の精強性を内外に示すものです。どうぞこれからもその気概を持って、我々現役とともに我が国の平和と独立を守る自衛隊の崇高な使命を果たすべく、ますます精進していきましょう。
予備役ブルーリボンの会のご発展を祈念しております。
平成20年8月2日
航空幕僚長 空将 田母神 俊雄
今回の予備役ブルーリボンの会発足に航空幕僚長 空将 田母神 俊雄 氏から送られたお祝いのメッセージを紹介したい。
予備役ブルーリボンの会、発足おめでとうございます。
皆さんご存知のとおり、各国の軍事力・防衛力は現役兵力ばかりでなく、予備役の能力も含めて評価されます。日本においては、予備自衛官等の方々の力がそれにあたるわけで、皆さんの存在をたいへん頼もしく思っています。
さて、私は常々、自衛隊は日本の武士道の精神を受け継ぐ素晴らしい組織であると内外で主張しておりますが、謡曲などで次のような話が伝えられています。鎌倉時代に、佐野源左衛門尉常世(さのげんざえもんのじょうつねよ)という武士がいました。彼は貧しい生活をしていましたが、執権であった身分を隠して旅の僧として全国廻向していた北条時頼に宿を貸し、大切にしていた鉢の木を焚いて暖をとらせる等精一杯もてなし、「自分は貧しい生活をしているが『いざ鎌倉』となれば直ちに駆けつけるつもりだ。」との決意を語りました。そして、実際に「いざ鎌倉」という場面が訪れると、真っ先に駆けつけその心意気を示したのです。予備自衛官等の方々は、平素は民間でそれぞれご活躍されながら、地道に訓練も重ね、一朝有事にはいち早く駆けつけようとする心構えを持たれ、まさにこの佐野源左衛門尉常世の武士道精神を体現されているものと、心から敬意を表します。
自衛官は、事に臨んでは危険を顧みず、我が国の平和と独立を守る使命を完遂していかなければなりませんが、その使命感の根源は我々の身の回りの人々、顔の見える一人一人の国民を守る、という気概であると考えます。そして、それが強ければ強いほど、自衛隊は精強となります。この度予備役ブルーリボンの会に入会された方々は、北朝鮮に拉致された国民の方々及びそのご家族の悲しみ、苦労、憤りに思いを致し、救出を応援しようとする姿勢を示されたのであり、それはまさにこの気概を体現したものです。その心意気は自衛隊の精強性を内外に示すものです。どうぞこれからもその気概を持って、我々現役とともに我が国の平和と独立を守る自衛隊の崇高な使命を果たすべく、ますます精進していきましょう。
予備役ブルーリボンの会のご発展を祈念しております。
平成20年8月2日
航空幕僚長 空将 田母神 俊雄