【ガス器具の修繕】 |
大阪ガスのサービスショップで給湯器などガス機器のサービス業務をしています。 ※(ほとんどの大阪ガスサービスショップというのは大阪ガスの資本ではなく個人店なのです。 大阪ガスが供給地域をいくつかのサービスエリアに分けて個人店にサービスを委託しているのです。)
ガス器具とは言っても最近の機器の中は電気部品と配線が詰まっています。 |
【故障事情】 |
電気器具にしろ、ガス器具にしろ故障する原因というのは、大体決まっています。 1. 部品の耐久年数による自然故障 2. 部品のロットの不良 3. 設計ミスによる寿命の短縮 4. 使用上の不注意 ここで、問題になるのが2と3ですが、人身に被害が出ないとメーカーはなかなか誠実な対応をしません。 実は2は結構多いのですがメーカーは 顧客に知らせないまま、途中から改良する程度です。 保証期間中に症状が出ればまだましですが、保証期間を過ぎれば有償になります。 気の弱い人は、運が悪かったとあきらめるでしょう。 同じ様な故障がたくさん出ていても証明する方法が無いからです。 一番知っているのが現場のサービスマンです。 たまたま、近所や知り合いで同じ機種で同じ不具合がでたら、絶対クレームでしょう。 サービスマンは2.3が原因の修繕を有償で修繕する場合、良心が痛みます。 メーカーは認めようとしない、顧客は事情を知らないのですから。 ですから、消費者はインターネット上で故障情報を共有すれば良いと思います。 |
【業界事情】 |
大阪ガスブランド(大手メーカーの一例)の商品とOEMメーカーの商品との実売価格の大きな差に気づいておられる人もあるでしょう。 同じ機能の製品で2倍以上の価格差があったりします。(異常と思いませんか) 例えば、ガスファンヒーターとかガスコンロとか給湯器とか。
世間で言う下請けいじめというのが大阪ガスにもあります。
大阪ガス自身は組合もあり、週休2日制でのんびりやっているけれど、サービスショップは日曜・祭日・盆も店を休めないのです。
さらに、ガス業界は普通の風呂給湯器より、CH(セントラルヒーティグ)を売るために、
又、「機器の点検にお伺いします。」と言って法令の安全点検と誤解させ、訪問すると「機器が古いから危険」、
「能力がかなり落ちている」など事実と違う説明をして不安をあおり、買い替えを強引にすすめる店や営業マンもいるようです。
昔ながらのお客様との信頼関係で商売してきたサービスショップ店はおいてけぼりを食い、どんどん容赦無く
大阪ガスというだけで、お客様は信用します。
大阪ガスは次のような事で地域の人をランク分けしています。 1. ガスの消費量が多いかどうかで5ランク 今は、毎月のようにセールや展示会をしていますが、「接客にはランクの低い客に時間を費やすな」という指令が出ます。
大阪ガスがサービスショップに押し付けるノルマは、大阪ガスに都合の商品を押し付けるだけでなく、
地域の世帯一軒あたり、年間いくらいくら売れというのです。 【賢い消費者になろう】
必要の無い機能がついた機器を買うべきでは無い。百害有って一利無しです。 【独占企業を監視しよう】
ガス事業者は独占企業の立場を利用して、好きなようにしています。 |