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アフガニスタン:拉致事件で外務省混乱 独自ルート持たず

 伊藤和也さん拉致事件で26日、外務省は幹部が伊藤さん解放という現地情報をいったん明らかにするなど、混乱した。現地の治安が悪化するなか、アフガニスタン政府当局に情報を頼らざるを得ず、独自の確認ルートを持たない実情を反映したものだ。

 外務省で会見した山本一太副外相によると、日本時間の26日午後8時15分ごろ、アフガン政府当局から現地日本大使館の大使に、伊藤さん解放の連絡があった。このため、外務省は「本人と直接連絡は取れていない」という状況を説明したうえで、伊藤さんの所属するペシャワール会にも「解放情報」を伝えた。ところが午後9時15分ごろになって、アフガン側から「解放の連絡は誤報」との連絡があったという。

 外務省幹部によると、連絡してきたのはアフガン政府の内務省幹部。解放情報があった段階で、事件現場には日本の大使館員は到着しておらず、犯行グループと交渉しているとされるアフガン側からの情報を信用した形だ。

 山本副外相は会見で「現地の情報が大変錯綜(さくそう)している。アフガン政府はできるだけこの問題で情報を提供しようということでこうなったと思う」と説明した。現地大使館員は27日、現場に到着する見通しという。

毎日新聞 2008年8月26日 23時17分

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