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視聴率も金!女子ソフト瞬間最高47.7%

 日本が金メダルを獲得した21日の北京五輪ソフトボール決勝の生中継(NHK総合、午後7時半)は、瞬間最高視聴率47・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。平均視聴率は30・6%、名古屋地区では瞬間最高49・3%で、開会式を除く競技中継ではダントツの高数字。視聴率でも堂々の金メダルだ。

 瞬間最高の47・7%を記録したのは、試合終了直後の午後9時47分と、ハイライトで試合終了時を振り返った同54分。いずれも、日本ナインらがハイタッチしたり、エースの上野由岐子(26=ルネサス高崎)が肩ぐるまされながら人さし指を立て歓喜に酔いしれる場面だ。

 シドニーで銀、アテネで銅を獲得した高山樹里(31)が所属する豊田自動織機(愛知県刈谷市)などがあり、ソフトボールに関心の高い名古屋地区は瞬間最高49・3%、平均30・9%を記録。関西地区も瞬間最高41・0%、平均25・0%で、3地区でいずれも瞬間最高が40%を超えた。

 これまでの北京五輪中継の最高視聴率は、8日にNHK総合で放送された開会式で、平均37・3%、瞬間最高48・2%(いずれも関東地区)。これを除いた競技の中継ではソフトボール決勝がダントツで、瞬間最高の数字は昨年大みそかのNHK紅白歌合戦(46・1%)を上回った。

 開幕前から金メダルが期待された柔道女子48キロ級の谷亮子(32=トヨタ自動車)は銅メダル、女子マラソンの野口みずき(30=シスメックス)は欠場し、一時は女子選手の金メダル獲得が心配された日本勢。しかし、今大会でこれまで獲得した9つの金メダルのうち、女子は5つ。メダルを獲得した競技の中継の瞬間最高視聴率でも、上位10番組中7番組を女子が占めた。

 中でも、今大会が五輪で最後の試合となったソフトボールは、日本のガールズパワーがさく裂し大健闘。偉業達成を日本中が見守り、視聴率でもトップに立った。

[ 2008年08月23日 ]

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