A型軍団、星野ジャパンの鍵を握るのはA型コーチのタブチくん?! |
星野ジャパンはA型野球!! 陰で仕切るのが、田淵ヘッド兼打撃コーチだ。
北京五輪日本代表の最終メンバー24人が17日に発表されたが、血液型では、A型が10人(41.7%)と圧倒的多数。O型は7人、AB型は5人、B型は2人しかいない。となれば、鍵を握るのは首脳陣の中で唯一A型の田淵コーチ。実際、田淵コーチは球界きっての血液型性格判断の大家なのだ。
今季24盗塁の荒木、19盗塁の青木、16盗塁の川崎と俊足揃いの日本代表だが、田淵コーチは、1番打者は14盗塁の西岡をおいて他にいないと断言。「A型の西岡は神経質。あいつの場合は、新しいバッターボックスに足を入れるのでないと気が済まない。監督にもそう進言しておいたよ」と胸を張る。
確かに、モノの本によると、A型は「神経質」な上、「安定を求め、変化を求めない」とある。昨年12月のアジア予選の全3試合で1番を務めた西岡を動かすべきでなく、これまたA型の青木も、今季のヤクルトでの定位置と同じ3番が最適というワケだ。さらに田淵コーチは「昔は、野村さん、森さんといった個性的なリードをするB型のキャッチャーが名捕手と言われた。しかし、阿部も、里崎もA型。最近は時代が変わり、あくまで投手を立てて気持ち良く投げさせるA型捕手の時代になった」と熱弁を振るう。その通り、「参謀タイプ」「女房役」はA型の象徴的な気質といわれる。
世間では、再び血液型ブームの様相だが、もともと「流行には飛びつかない」(これもA型気質)田淵コーチには関係ない。現役時代から血液型と照らし合わせながらマスク越しにさまざまな打者を観察した上で自信を得た理論なのだ。
O型の星野監督が「血液型? まだ田淵はそんなくだらないことを言ってるのか!」と怒ってみせても、どこ吹く風だ。
「A型は、おだてりゃ木に登るタイプ。俺もそうだからよくわかる」と田淵コーチ。こうなると、A型の多いジャパンを束ねるには、星野監督の鉄拳や一喝より、A型で「人当たりが良い」田淵コーチが前面に出た方がうまくいくのかも。
ちなみに、代表メンバーでただ2人のB型は、大不振の上原と腰痛悪化の新井。「ガラスの心の持ち主」だから、絶体絶命のピンチに立つ今こそ、田淵コーチにやさしく包んでほしい?!
ZAKZAK 2008/07/18