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2008-08-23 17:11:47 stanford2008の投稿

桜井淳所長の最近の講演内容-核的技術基準の物理的根拠-

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桜井淳所長に拠れば、原子力研究施設(研究炉・試験炉・臨界集合体・新燃料貯蔵庫・使用済み燃料貯蔵庫・核破砕ターゲット・核変換炉等)や核燃料サイクル施設(濃縮ウラン貯蔵容器・六フッ化ウラン輸送容器・燃料加工施設・新燃料輸送容器・新燃料貯蔵庫・軽水炉炉心・使用済み燃料貯蔵プール・使用済み燃料輸送容器・使用済み燃料中間貯蔵施設・核燃料再処理施設・プルトニウム加工施設等)の核的安全性の安全審査では、「十分な未臨界性が維持できること」としか記されておらず、申請者側は、米国の技術基準を根拠に、具体的には、実効中性子増倍率(effective neutron multiplication factor)keff=0.98や0.95、大部分の施設では、keff=0.95が採用されていますが、核的には、最も厳しくなる水没条件等、十分、保守的条件が考慮されているため、確実な安全が確保できているものの、大学や研究機関で炉物理の研究をしている研究者でさえ、米国の技術基準の根拠さえ知らず(文献調査しても根拠は、分からず、日本の「臨界ハンドブック」(JAERI 1340(1999))や米原子力学会の技術基準(ANSI/ANS57.2(1983))等においては、そのため、文献を引用していない)、はたして、物理的根拠があるのか、エンジニアリング・ジャッジ(engineering judge)かさえ把握できていないにもかかわらず、確立された既知のこととして、この問題が研究対象に採り挙げられることもなく、現在に至っていますが、桜井所長は、この問題を曖昧にせず、核的安全評価の方法の再検討((1)臨界安全解析法からの未臨界安全評価の妥当性、(2)各種実験手法による未臨界ベンチマーク実験問題の安全解析からの未臨界安全評価の可能性、(3)米原子力学会技術基準の妥当性、(4)ボルツマン方程式の臨界固有値(keff)と深い未臨界状態での固有値の算出時の中性子スペクトルの差異と炉物理的厳密性の成立性、(5)keff=0.98の評価根拠と0.98以下の妥当性、(6)keff=0.95は、0.98以下であり、問題ないものの、核的には、0.95は、臨界固有値1.0と深い未臨界状態0.90の中間点ではなく、なぜ、0.97でも0.94でもなく、0.95なのか、その物理的根拠や評価根拠を明確にしておく、(7)「臨界安全評価のための不確定性解析に関するNEA専門家グループの活動紹介」によれば、グループの将来的検討方針として、administive limitのkeff=0.95を基準にし、計算バイアス(2σ)分だけ低くしたkadj.、さらに、実験バイアス分だけ小さくしたkmodelの設定を考慮しているが、その妥当性、等)しています(日本原子力学会研究専門委員会主査として、また、個人として)。

2008-08-22 23:36:57 stanford2008の投稿

桜井淳所長がいま取り組んでいる世界的な研究テーマ-核燃料サイクル施設の核的安全基準-

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桜井淳所長は、いまでも核燃料サイクル施設の核的安全性やその基となる技術基準に強い関心を持っており、炉物理的厳密性の研究や新たな安全評価法を追究し、研究中で、研究成果を米原子力学会論文誌Nucl.Sci.Eng.に発表する等、世界最先端の研究に取り組んでいます。
2008-08-22 22:13:25 stanford2008の投稿

桜井淳所長は9月の中旬と下旬に原子力学会研究専門委員会で講演-問題の整理に向けて-

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桜井淳所長は、日米の一般向けの講演では、ボランティア程度のわずかばかりの講演料をいただきますが(これは謙遜ですが)、各種学会での講演は、交通費のみで、無料奉仕しており、特に、原子力学会の研究専門委員会での講演は、きびしく、夕刻には、疲れ果て、新聞社の記者や出版社の編集者に会うこともなく、そのまま、すぐに、水戸に向かうのを常としていますが、その原子力学会研究専門委員会で、9月の中旬と下旬に、重要な講演が有り、いまから準備しているようです。
2008-08-22 21:47:14 stanford2008の投稿

三つの事務所は1週間後からいつものスタッフで通常業務開始-協力者によるブログ更新はあと1週間-

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夏休みもあと1週間となり、三つの事務所スタッフも戻ってきますが、いつもと異なるのは、今年9月から、"ニューヨーク"が本格的に活動開始することで、事務所スタッフ間に緊張関係と競争意識が強くなり、これからは、シンクタンク設立に向け、桜井淳所長の経営上の気苦労だけでなく、スタッフにとってもきびしい条件が課せられることになりますので、ブログでのつまらない気晴らしもできなくなります。
2008-08-21 20:49:35 stanford2008の投稿

桜井淳所長の最近の講演内容-加速器研究機構と原子力機構の"装置科学"は克服できるか-

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桜井淳所長に拠れば、欧米の研究機関では、大きな加速器等の実験装置を建設すると、たとえば、フェルミ国立加速器研究所やCERNのように(バックナンバー参照)、新規物理現象の発見により、必ず複数個のノーベル賞を受賞していますが、日本では、30GeV陽子加速器(通称、トリスタン)を建設した加速器研究機構(旧高エネルギー物理学研究所)やタンデム重イオン加速器等を設置した原子力機構(構成組織のひとつの旧日本原子力研究所)、それに、8GeV電子放射光施設Spring-8を設置した理研・原研連合のように、物理学ができず、一個のノーベル賞も受賞できないまま(原研は、ノーベル賞どころか、仁科賞すら、一度も受賞できず)、ただ、"装置科学"を継続し(高エネ研は40年弱、原研は半世紀)、今度は、前者は、50GeV陽子シンクロトロンからのビーム利用(ニュートリノが質量を持つことを99.99%以上の確率で証明することが最大のキャッチフレーズ)、後者は、3GeV陽子シンクロトロンの陽子を源とする水銀ターゲットの核破砕反応による中性子源施設からなる中性子科学研究施設を設置しましたが(Ⅱ期計画では、400-600MeV陽子線形加速器のカレントの半分を新規建設の核変換研究施設に導くが、工学基礎研究であり、物理研究ではない)、前者では、その加速エネルギーの低さから、新物理現象の発見は期待できず、後者においても、原子炉と異なり、熱中性子束や高速中性子束が低く、臨界集合体の炉心並みの弱さの中性子束しか物理実験に利用できないため、新規物理現象の発見は期待できそうもなく、これからも悪しき伝統の"装置科学"の推進と精密測定の世界から抜け出せないでしょう。
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