秘書のひとりごと

今日は大好きなおじいの初盆でした。


おじいが亡くなったのは今年の3月。


週に2回はゴルフコースに出て、他の日は毎日打ちっぱなしに出掛け、夕方には犬の散歩で近所を走る

夜は自宅の2階と3階を改造して作った打ちっぱなし場で練習。


お家の中では、パソコンを使いこなし、携帯は常に最新機種、もちろん絵文字や顔文字も使いこなす


という、83才とはとても思えないパワフルおじいでした。


そんなおじいが危篤とメールが届いたのは昨年の12月。


朝からしんどいのに、どーしてもゴルフがしたくてゴルフコースに出ていたけど、どーにもこーにも具合が悪いって事で運転して帰宅。


しばらく寝たけど一向に良くならないって事で運転して病院へ。


病院の先生慌てて救急車を呼び、大学病院へ。　


直後に意識がなくなる。


病院の先生がおっしゃるには、朝から心筋梗塞をおこしていたとの事(￣□￣;)!!　


あの状態でゴルフをして運転してって…考えられないって。


確かに


手術をしたけど、生存率はほぼ0に近いと宣告され、みな突然の事で動揺は隠せませんでした。


ところがここからがおじいの凄いところ！！


脳梗塞も併発したのに、次の日に意識が戻り、手足や体にマヒが残る事もなく。

日に日に回復し、1ヶ月半後にはベッドに起き上がって少し話をするまでになりました。


主治医の先生も『しんじられなーい』を連発しておりました。


月日は過ぎ、3月に入ったある日。


心筋梗塞と脳梗塞の影響で他の内臓機能が低下し、最後は肺炎にかかり静かにそして穏やかになくなりました。


お通夜・お葬式・社葬と本当に多くの方にお見送りして頂き、おじいの残した功績と偉大さと人望を初めて知った日でもありました。


私が生まれてから30年。


おじいとの思い出は語り尽くせばキリがありません。


おじいの名前を一文字もらい、ずっと一緒に暮らしてきた、お友達の様なおじい。


憎まれ口ばっかり叩くけど、とってもオシャレで流行りものが大好きだったおじい。


『ゴルフ場で死ねたら本望』


毎日の様に聞かされていた言葉です。


その通りになって幸せな人生だったね


あともう一つ。


『会社の跡継ぎは秘書子。』


おじいの願い、嫡男の長女として。


女の私にどこまで勤まるか心配だけど、おじいが築いた会社をパパの指導を受けながら、しっかり守って発展させる事を誓います


来年から会社に帰りまーす


おじい、愛情たっぷり育ててくれてありがとう


私はとっても幸せでした。



１年前の会社の創立55周年記念パーティーで。

おばあちゃん・私・おじい