千葉県銚子市が市立の総合病院を廃止するとしていた問題で、銚子市議会は22日条例案を可決し、公立病院が廃院となることが決定的となりました。
銚子市は医師不足などで経営難に陥っている市立総合病院について、財政支援が続けられないとして、9月いっぱいで休止する方針を示していたもので、市議会は臨時会で議論していました。
そして、22日行われた無記名による裁決の結果、13対12の賛成多数で条例案は可決されました。
これにより、医師や看護師などおよそ200人の病院職員の整理解雇の手続きがとられることになり、公立病院としては廃院となることが決定的となりました。
銚子市の岡野俊昭市長は今後、民営で病院を運営していく考えを明らかにしました。(22日18:11)