現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 社会
  4. その他・話題
  5. 記事

ちくわ笛奏者、「値上げ」困った 穴広がり音程に狂い(2/2ページ)

2008年8月17日8時9分

印刷

ソーシャルブックマーク このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

写真ちくわ笛を吹く住宅正人さん。原料高騰で音程が変わり、悩んでいる=倉敷市本町

 公演のために年間約400本のちくわを使う住宅さんにとって、価格高騰は死活問題。世界的な食糧価格高騰で値上げは今後も続くとみて、空豆や冷凍イカ、レンコンなど、ちくわに代わる笛の材料を模索中だ。

 住宅さんが気がかりなのは、スーパーの店頭から消えるちくわが増えていること。「中小のちくわメーカーは大変だと思う。ちくわは3世紀ごろから食べられ、全国各地で作られている伝統食。庶民の食べ物が危機を迎えている」と話している。(八尋紀子)

前ページ

  1. 1
  2. 2

次ページ

PR情報
検索フォーム
キーワード:


朝日新聞購読のご案内