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2008年8月17日8時9分
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ちくわ笛を吹く住宅正人さん。原料高騰で音程が変わり、悩んでいる=倉敷市本町
公演のために年間約400本のちくわを使う住宅さんにとって、価格高騰は死活問題。世界的な食糧価格高騰で値上げは今後も続くとみて、空豆や冷凍イカ、レンコンなど、ちくわに代わる笛の材料を模索中だ。
住宅さんが気がかりなのは、スーパーの店頭から消えるちくわが増えていること。「中小のちくわメーカーは大変だと思う。ちくわは3世紀ごろから食べられ、全国各地で作られている伝統食。庶民の食べ物が危機を迎えている」と話している。(八尋紀子)
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