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このブログは桜井淳水戸事務所と桜井淳カリフォルニア事務所の(1)業務内容(2)桜井淳個人情報(3)米国での活動内容(4)専門家養成のための学術セミナー開催案内等を掲載するHP代わりの硬いブログです。スタッフが交替で最新情報の更新や新項の追加をしています。 各項を順序よく読むと(a)事務所業務内容紹介(b)桜井所長学歴(c)哲学(d)著書(e)学術セミナー(f)米国での活動内容等、情報の価値が分かります。ここに記載した情報の信頼性は、他のいかなる組織・団体・文献・電子情報よりも、格段に高く、すべての判断基準になります。情報の信頼性については両事務所のスタッフがすべて責任を負います。著作権・情報のオリジナリティを確保するため、本ブログの内容のコピー・事実関係の引用・電子媒体へのリンク等は、すべて禁止します。不正行為を確認した場合には米国感覚で法的手続きを行います。事務所への連絡・メッセージは、各項の欄外のメールマークをクリックすれば、わかるように、アメーバ会員に手続きすれば、誰でも、自由にできます。ただし、送信者の身元は、サイバーエージェントによって管理されています。

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2008-08-16 14:51:01 stanford2008の投稿

桜井淳所長の最近の講演内容-原子炉・臨界・遮蔽・被ばく・核融合炉・核変換炉・高エネルギーの計算-

テーマ:ブログ
桜井淳所長に拠れば、"水戸"のふたりのスタッフは、教育訓練の一環として、数種類の学術セミナーに参加し、高速PCを利用して、MC粒子輸送計算法での原子炉・臨界・遮蔽の粒子輸送計算による安全解析ができ、さらに、分野を拡張すべく、準備中ですが、素人は、MC粒子輸送法は、原子炉や核融合炉の三次元形状を忠実にモデル化し、粒子を一個一個、そのまま、忠実にシミュレーション(simulation)する計算法と錯覚していますが、それは、アナログ計算法(analog calculation method)の解釈であり、いま、世界で主流の連続エネルギーMC粒子輸送計算法は、粒子一個一個の検出に意味があるのではなく、その粒子が持っているウェイト(weight、仮想的重み)に意味があるのであって、粒子は、ウェイトにより、定められた条件で、スプリッティング(splitting)させたり、ルシアン・ルーレット(Russian Roulette)させたり、実際の原子炉や核融合炉では、実際に起こっていないにもかかわらず、物理量を保存することにより、計算効率を上げるために、自由自在に人口操作させる非アナログ計算法(non-analog calculation method)が採用されており、その計算法は、高エネルギーMC粒子輸送計算でも同じです("水戸"主催の学術セミナーに参加すれば世界最先端の計算が出来るようになります)。
2008-08-15 22:54:25 stanford2008の投稿

桜井淳所長の最近の講演内容-LANLの世界戦略-

テーマ:ブログ

桜井淳所長に拠れば、LANL(Los Alamos National Laboratory)は、米二大核兵器開発研究所(Lawrence Livermore National LaboratoryとLANL)のひとつですが、半世紀にわたり、核兵器の核設計に利用される連続エネルギーMC計算コードMCNP(Monte Carlo N-Particle Transport Code System)と附属断面積ライブラリ(中性子断面積ライブラリ(0-20MeV, 特定の核種に対して150MeVまで)、熱中性子散乱則データ(0-5eV)、光子断面積ライブラリ(1keV-100GeV)、電子断面積ライブラリ(1keV-1GeV))を惜しげもなく公開しており、その世界戦略には、度肝を抜かれますが、そのリスクとベネフィットを考えると、LANLの真意が計り知れない側面もありますが、良く解釈すれば、核設計技術における世界の技術アップを図っていると受け止めることもでき、また、反面、ORNL(Ork Ridge National Laboratory)を越え、独占体制を図る世界戦略としてのしたたかな世界支配にあるようにも受け止められますが、半世紀経った今でも開発を継続しており、利用者にとってのどから手が出そうな完全自動分散低減法(Automatic Variance Reduction Method)と総合的誤差評価(General Variance Evaluation Method)まで手がけており、桜井所長とMCNP開発リーダーのDr. Forrest Brownとのメールのやり取りに拠れば、近く公開されることになっています("水戸"主催学術セミナーに参加すれば世界最先端のこの意味が分かるようになります)。

2008-08-15 21:54:09 stanford2008の投稿

桜井淳所長の最近の講演内容-MC粒子輸送計算法の国際比較-

テーマ:ブログ

桜井淳所長に拠れば、世界には、連続エネルギーMC計算コードが五種類有り(MCNP, MVP, TORIPOLI, McBEND, KENO-5a)、中でも群を抜いてLANLが開発したMCNPが優れており、それは、世界のMC計算コード利用者の7割を占めており、その要因は、利用者が要求しているオプションを大部分備えているだけでなく、他にない特徴、すなわち、固定源問題(Fixed Source Problem)における分散低減法(Variance Reduction Method)の主要な手法であるWW(Weight Window Method)のウェイト下限値(Lower Weight Bound)を推定するWWG(Weight Window Generator)機能を備えていることであり、なおかつ、現状に甘んじることなく、Adjoint計算によるウェイト下限値を推定する自動分散低減法(Automatic Variance Reduction Method)を可能にするサブルーチンを組み込むばかりか、中性子断面積の共分散データ(Covariance Matrix)を考慮して、これまでの統計的誤差とサイクル相関誤差だけでなく、最も誤差要因の大きな中性子断面積の誤差まで考慮した総合的誤差評価を可能とする試みが進められていることです("水戸"主催の学術セミナーに参加すれば、LANLと桜井所長が研究しているこの世界最先端の試みの意味が分かるようになります)。

2008-08-14 14:58:19 stanford2008の投稿

桜井淳所長の最近の講演内容-核燃料サイクル施設の安全審査におけるMC粒子輸送計算法-

テーマ:ブログ

桜井淳所長に拠れば、核燃料サイクル施設の安全審査にMC粒子輸送計算法が採用されたのは、臨界安全解析では、いまから約20年前、遮蔽安全解析では、本格的には、つい最近のJ-PARCからであり、その理由は、臨界安全解析は、申請者側と審査側の判断の根拠となる『臨界ハンドブック』が原研から刊行(JAERI 1340(1999))され、また、誰が計算しても、計算対象の施設の幾何形状と体積線源条件が正しく入力されていれば、正しいkeffが算出できるのに対し、後者は、『臨界ハンドブック』に匹敵するハンドブックが整備されておらず(2006年に原子力学会から刊行された『モンテカルロ計算ハンドブック』はその試み)、また、固定源問題における分散低減法の的確な使いこなしに経験が必要とされ、第一世代のMC研究者がそのことを強調し過ぎたため、申請者側は、積極的に、主要な計算ツールと位置付けず、審査側にもMC粒子輸送計算法の研究や計算で実績のある研究者がいなかったためであり、LANL(Los Alamos National Laboratory)が半世紀かけて開発したMCNP(Monte Carlo N-Particle Transport Code System) には、分散低減法を容易に利用できるオプションが備わっており、また、分散低減法の主要な手法であるWWに対しても、完全ではないにしろ、WWGによる推定機能が有り、さらに、つぎのバージョンには、WWGよりはるかに優れた完全自動分散低減法(いわゆるフロリダ方式でのワンススルーでのウェイト算出・本計算実行)が組み込まれる等、安全審査のための標準計算ツールとしての条件、それから、MC計算者の養成と裾野の拡がりが確実に拡大しているため、遮蔽安全解析においても、あと、数年で、いまの臨界安全解析並みの普及を遂げるものと推察されます("水戸"主催の学術セミナーに参加すると以上の言葉の意味が的確に理解できるようになります)。

2008-08-14 10:57:35 stanford2008の投稿

桜井淳所長の最近の講演内容-現代技術の課題のひとつは熱効率の向上-

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桜井淳所長に拠れば(大学経済学部学生への特別講義)、現代技術の課題のひとつは、あらゆる機器に対して、熱効率の向上に向けられていますが、発電技術では、軽水炉33%、LNG火力43%(東京電力川崎火力1,2号機)、特に、LNGガスタービン複合サイクル50%(東京電力横浜火力6,7号機)となっており、50%という値は、エンジニアの見果てぬ夢とさえ言われてきましたが、なお、効率向上のための高温技術・高温材料の開発が進められており、改めて考えてみると、軽水炉の33%というのは、あまり良くないように受け止められ、なぜ、向上できないかと言うと、技術的に難しい問題に遭遇し、具体的には、原子炉温度を上げるには、原子炉圧力を上げる必要があるため、配管破断にともなう冷却材喪失事故(Loss of Coolant Accident ; LOCA)への安全性の配慮から(新鋭火力は、燃料供給を止めれば、発熱源がなくなるため、温度・圧力を高くしても安全上の問題は少ない)、単純に原子炉圧力を上られないという事情が有り、そのままになっていますが、世界では、東大の岡芳明教授が、温度・圧力を上げた直接サイクルの臨界圧軽水炉の工学基礎研究に取り組んでおり、実用化に結び付くか否か、現段階では、断言できないものの、軽水炉の熱効率を40-45%と、新鋭火力並みに向上できる可能性もあります。
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