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北京で日本人拘束 チベット支援活動中

 【北京=尾崎実】北京五輪の選手村に近いテーマパーク「中華民族園」で13日午後、「チベットに自由を」と訴え、中国政府への抗議活動を行っていた日本人女性を含む外国人8人が中国当局に身柄拘束された。北京市公安局から「日本人1人を拘束した」との連絡を受けた日本大使館は、本人の身元など事実関係の確認を急いでいる。

 拘束されたのは、いずれもチベット独立を支援する団体「自由チベット学生運動」(本部・米ニューヨーク)のメンバー。同団体などによると、日本人は英国在住のペマ・ヨーコさん(25)で、父がチベット人、母は日本人。他の7人は全員米国人で、同日、米国へ送還された。

 8人は同日午後零時半(日本時間同1時半)ごろ、中華民族園の入り口前を自転車に乗ってふさいだ。いずれも「チベットに自由を」と書かれたTシャツを着て、「チベット人は自由のために死んでいる」との横断幕を掲示。ペマさんは抗議活動の内容やチベットの現状について説明していた。(02:08)

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