8日の開会式で放送された花火で描いた「巨人の足跡」が、実際の映像ではなくCGで作った映像に差し替えられていたことがわかりました。
中国の京華時報によりますと花火は実際に打ち上げられたものの、航空管制の問題などでいい映像が撮れないことから、CGへの差し替えが決定されたということです。
「利便性と演出のため、放送担当に事前に映像が提供されました」(北京五輪組織委員会・王偉副会長)
「本当?うそでしょ?これ本物の新聞?」(北京市民)
「効果的にするためならしかたない」(北京市民)
CGの制作に携わった関係者は「実際の花火より少し明るかったが、ほとんどの視聴者が本物と思ったようだ」と自画自賛しているということです。(12日17:35)