湯気のむこう

朝から、出たり戻ったりと落ち着かない一日だった。

お昼を兼ねて、長年の友人と会ってきた。
幼馴染というか、社会人になる前からの友人というのは鎧などいらない。
格好をつけなくてもお見通しだ！というもんだ。

当然、それぞれの近況なども熟知している。
という事は、家庭内の事もバレバレだ・・。

今回の騒動も当然知っている訳だが(私が話すので)、

「今回は何を投げた？壊した？(相手の所に)挨拶に行った？」と面白がっている。
私も、半分レクレーションの様なものなので、落ち込みはしない。

友人は言った。
「でも、あれだね、○○(私)が男だったら俺が相手してほしいわ」
一緒にいた女友達も
「私も！」と言った。

「・・・・・。」
私、そんなに勇ましいでしょうか？と言うか、その趣味は多分、無いと思います・・。

同級生や、幼馴染と結婚していらっしゃる方も多いと思いますが、私は先ず考えられない！

あんな事も、こんな事も知られている人となんて、絶対できない。
一生、「あの時ああだったね、こうだったね」などと言われて過す事なんてできない、肝っ玉の小さい人間ですので。

で、どうやって決着はついたの？と聞かれて

「ああ、小娘が投げ飛ばした。」

・・・二人とも納得。