自民党の加藤元幹事長はTBSの番組「時事放談」の収録で、福田総理から麻生幹事長への政権禅譲の密約が取り沙汰されていることについて、「最も忌み嫌うべきこと」と指摘した上で、「不可能」だという認識を示しました。
「民主主義の政党としては、(政権の禅譲は)最も忌み嫌うべきことだと思います。また、それは不可能です。例えば、福田首相の力が落ちて退陣しなくてはならないときに禅譲する力はないわけです」(自民党 加藤紘一 元幹事長)
加藤氏はこのように述べた上で、福田総理と麻生氏が明確に禅譲の密約を否定しないと自民党のためにも良くないと強調しました。(09日10:59)