2008年8月10日 (日) 15:58 スポーツナビ
米大リーグ、マリナーズのイチローは10日(日本時間)、本拠地でレイズとの4連戦第3戦に「1番・DH」で先発出場し、5号本塁打を含む4安打3打点と活躍した。「8番・キャッチャー」で8月5日以来の先発を果たした城島健司は2安打をマーク。また、レイズの岩村明憲は3安打1打点で勝利に貢献した。試合はレイズが8−7で延長戦を制した。
イチローの第1打席はライトへの先頭打者本塁打。無死一、三塁で迎えた第2打席は、ライト前へタイムリーヒットを放った。第3打席は空振り三振、第4打席は見逃し三振。1死二塁で迎えた第5打席は、同点に追い付くセンター前ヒット、続く第6打席はライト前ヒットを放った。この日は6打数4安打3打点で、打率は3割9分に上がった。
また、この日DHで先発したイチローは、延長11回にライトの守備についた。
城島は無死一塁で迎えた第1打席にレフト二塁打を放ち、得点のチャンスを広げた。第2打席はキャッチャーファウルフライに倒れるも、第3打席にライト前ヒットで出塁した。8回に代打を送られ試合を退き、この日は3打数2安打。打率は2割1分6厘となった。
岩村は第1打席でセンター前ヒット。第2打席はレフトフライ、第3打席はセカンド守備エラー。二死満塁のチャンスで迎えた第4打席にセカンド内野安打を放ち、1打点をマークした。第5打席にはセンター前ヒットを放ち、この日3安打をマーク。第6打席は四球で、この日は5打数3安打1打点。打率は2割8分3厘に上がった。
試合はレイズが1−5の4点ビハインドで迎えた6回、2死から満塁のチャンスをつくると、4者連続のタイムリーで6点を奪い、逆転に成功した。8回に同点に追い付かれるも、迎えた延長11回、ナバロの犠牲フライで1点を勝ち越し、これが決勝点となった。
イチローはこの日の4安打でマリナーズ球団史上歴代2位となる1743安打をマークした。また、8年連続の年間200安打まではあと「49」にせまった。