8日、神奈川県横須賀市の核燃料製造工場でウラン溶液が飛び散り、作業員ら2人が微量の被ばくをした事故で、別の作業員ら2人も被ばくしていたことがわかりました。
新たに被ばくしていることがわかったのは、作業員と放射線管理課員の合わせて2人です。
事故があった核燃料製造会社「グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン」によりますと、8日、核燃料の製造過程で使うタンクの交換準備中にウラン溶液の飛散が確認された際、2人は現場にいたということです。
これで、この事故による被ばく者は、すでに被ばくが確認されている別の作業員ら2人と合わせて4人となりました。いずれも微量の被ばくで、健康への影響はないということです。
周辺への放射能漏れはなかったということですが、この会社では、先月9日にも作業員が被ばくする事故があったばかりです。(09日12:29)