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最終更新:2008年8月8日(金) 12時23分

横須賀配備の米空母、交代作業を公開

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 来月、アメリカ軍横須賀基地に配備される予定の原子力空母「ジョージ・ワシントン」が、前任の空母「キティホーク」と交代する様子がアメリカのサンディエゴ基地で公開されました。軍艦の交代作業が公開されるのは異例のことです。

 アメリカ軍の原子力空母「ジョージ・ワシントン」は現地時間の7日、これまで横須賀基地を母港としていた空母「キティホーク」とアメリカ・カリフォルニア州のサンディエゴ基地で交代しました。

 アメリカ軍が外国に配備される軍艦の交代作業を公開するのは異例のことで、背景には、原子力空母の配備に根強い反対の声がある地元・横須賀市民への配慮を示し、配備をスムーズに進めたいという思惑があります。

 「私の家族も日本の皆さんの家族も危険にさらすことはない」(横須賀に配備される「ジョージ・ワシントン」の艦長)

 しかし今回、原子力潜水艦の放射能漏れ事故が横須賀や沖縄でも起きていたことが発覚したことで、横須賀市民の反発は必至です。

 「横須賀に関係ないことと思っていたのでビックリした。どんな微量な放射能でも慎重に取り扱わなければいけませんから、米軍にはもっときちっとやってもらいたい」(横須賀市 蒲谷亮一 市長)

 また明らかになった原子力潜水艦の放射能漏れ。情報開示の遅れがあっただけに、安全性をアピールする狙いがあった今回のイベントに暗い影を落としました。(08日11:20)



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