先月、被ばく事故があったばかりの神奈川県横須賀市の核燃料製造工場で、ウラン溶液が飛び散り、作業員1人が微量の被ばくをする事故がありました。周辺地域への放射能漏れはないということです。
事故があったのは、神奈川県横須賀市の核燃料製造会社「グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン」です。
連絡を受けた原子力安全・保安院などによりますと、8日午前9時半頃、核燃料の製造過程で使うタンクの清掃作業中に警報装置が鳴ったため調べたところ、ウラン溶液が飛び散っていたことが確認されたということです。
この事故で、男性作業員1人が微量の被ばくをしています。周辺への放射能漏れはなかったということですが、この会社では先月10日にも、作業員が被ばくする事故があったばかりです。(08日14:34)