2008年8月6日 (水) 12:35 MAJOR.JP
【シアトル5日=Jim Street / MLB.com】シアトル・マリナーズは、開幕から調子の上がらなかった指名打者ホセ・ビドロのメジャー契約を解除。事実上の戦力外とし、代わって傘下の3Aタコマから若手有望株のウラジーミル・バレンティン外野手を昇格させた。
2007年からマリナーズでプレーする33歳のビドロだが、この年に打率3割1分4厘をマークした一方で、今季は85試合の出場で打率2割3分4厘、7本塁打、45試合と低迷。マリナーズは今後、10日以内にビドロをトレードか解雇、マイナー降格とすることになる。
24歳のバレンティンは、4月末にメジャーデビューを果たしたものの、打率1割9分6厘と結果を残せず6月初めにタンパへ降格。しかし3Aでは降格後44試合で打率2割7分、12本塁打、35打点とまずまずの成績を残している。
ジム・リグルマン監督代行は、「好不調の波があるが、今は好調の時期だ」とマイナーで8試合連続安打中のバレンティンを高く評価。この日のテキサス・レンジャーズ戦では「7番・指名打者」でスタメン起用している。
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