2008年8月4日 14時54分更新
武雄市民病院の民間移譲問題で移譲に反対している地元の医師らが2日夜、会合を開き樋渡市長のリコールを求める活動を検討することになりました。
会合を開いたのは武雄市民病院の民間移譲に反対する武雄杵島地区医師会の医師や武雄市議会議員らで、2日夜は反対運動のために新たに設けた事務所に8人が集まりました。
武雄市では赤字を抱える市民病院を北九州市の医療法人に移譲することを決め先月協定書を交わしましたが会合では採算の合わない診療科は今後切り捨てられる可能性があるとして武雄市に対し協定書の白紙撤回を求める方針を確認しました。
その上で市民や医師会の意見を聞かずに民間移譲を進める樋渡啓祐市長は信頼できないとして今後リコールを求めることを視野に署名活動など具体的に検討していくことを参加者全員で決めました。
医師らは武雄市などで配達された3日朝の新聞に民間移譲の反対を訴えるチラシを折り込むなどして反対運動に賛同する人を募ることにしています。