平成19年(ワ)第1493号 損害賠償等請求事件等に関する掲示板(雑談もOKにします)


今日:1162 昨日:1075 合計:60686

  • 平成19年(ワ)第1493号 損害賠償等請求事件、平成19年(ワ)第2355号・平成20年(ワ)第149号 独立当事者参加の申出事件(神戸地裁:原告吉岡英介、被告お茶の水大学、参加申立人天羽優子、参加申立人冨永靖徳)のページ。
  • 平成19年(ワ)第610号 債務不存在確認等請求事件(山形地裁:原告天羽優子、被告マグローブ株式会社・上森三郎・吉岡英介・山形大学)は準備中。
  • 平成20年(ワ)第5号 損害賠償等請求事件(東京地裁:原告天羽優子、被告マグローブ株式会社・有限会社健康と環境の神戸クラブ・吉岡英介)。
  • 訴訟に関する掲示板だけど、雑談もOKとする。
  • 本件訴訟はマグローブという磁気活水器マルチの会社がお茶の水大を訴えた事件、及びそれに引き続く別訴訟がある。
  • 訴訟専用blogはこちら。(メモ代わりのものですので、コメントはこの掲示板でお願いします。)
  • 記事の編集・削除は管理者しかできません。
  • 無差別宣伝投稿は問答無用で削除します。
  • 裁判サイトとこの掲示板の管理人は、山形大学理学部の天羽(apj)で、独立当事者参加の申立人(訴訟の第三番目の当事者)です。
  • apjは、ニセ科学批判の講義や講演を業務の一部として行っており、クレーム対策もその一環です。

 新規投稿 | ツリー | スレッド | タイトル | 一覧 | 検索 | ログ | 設定 

[ 前の 20 件 | 1 /5ページ | 次の 20 件 ]

[940] マルチなんて、有限だから
Name: mimon
Date: 08/03 17:50
apjさんがご提示なさったリンク先から引用します。
http://blackshadow.seesaa.net/article/103236187.html
> 健康食品、医療系の疑似科学詐欺でも、「『キチガイ』を利用して『馬鹿』を騙し、『幹部』が金を巻き上げる」というシステムは既に確立されている。
マグローブや健康と環境の神戸クラブに当てはめると、吉岡氏と上森氏は、どういう関係なのか、考えさせられるところがありますね。
不当に得た利益を二人で分け合うために、わざわざ二つの会社にしているように見受けられます。

マルチなんて、長期に亘って継続できる商売ではありませんので、どこかのタイミングで線引きをする必要があるわけで、
その、ゴールの見極めが経営者にとっては、大切なのですが、少し早めたようですね。
http://www.maglobe.co.jp/kateiyou.htm
> 諸般の事情により2008年4月1日より価格を改定いたしました。
例えば、5年くらい持つだろうと思って設立した会社が、3年しか持ちそうになかったら、
当然、初期投資の回収を急ぐわけで、会社の行く末が見えたような気がします。

apjさんも、そろそろ、債権回収のスケジュールを考えておいたほうが良いように思います。

返信する


[939] 幻影随想さんのところに参考になる記事が出ています
Name: apj
Date: 08/03 02:46
「詐欺とマルチと擬似科学」
http://blackshadow.seesaa.net/article/103236187.html

 ここで引用されている「隣のサイコさん」という本の記述がすてきです。>>記号で書いて示しておきますね。

>P.248〜 『マルチ商法の人びと 金のなる木と誇大妄想』より
>>「だからね、マルチっていうのは、トップに置くのはキチガイ、幹部はスマートで計算上手な奴、下は馬鹿で固める。これが鉄則。周囲が辟易するくらい自分の論理を信じて、自分を天才だと思い、世界を変える力があると思い込んでいる人間をトップに置く。昔のシステムなら、こいつにほとんどの金が流れてしまうわけですよ、Aのように。でも、今はそうはいかない。利益は全て我々のところに来て、リスクだけが彼のところに行くわけ(笑)
>> それから、下部、末端はね、Kみたいな馬鹿がいいの(笑)。あれはキチガイじゃなくてね、単なる馬鹿。無知無教養のくせにプライドが高くてインテリに憧れている、誰かから自分の見識の高さを褒められたがっている間抜けだよね。こういうのを下部にどの程度持てるかによって決まるんですよ、組織は。」
>><中略>
>>「マルチ商法の根幹はだいたいそういうことですよ。システムは、ほぼ完成されています。あとは、魅力的な商品を見つけること。それから、責任をしょってくれるキチガイというか、マッドサイエンティストのような『天才』を見つけること。そうすれば『馬鹿』のほうは自然に集まってきますよ(笑)」

 でもって、幻影随想さん曰く、
>人間が他人を見抜く目というのはかなり鋭く、本気の人間とそうでない人間というのは誰しもそれなりの確度で見抜くことが出来る。
>詐欺師たちはそれをよく知っているから、組織のトップにはこういう『キチガイ』を配置する。そうすれば彼らはその狂信の域に達した信念によって、集めた『鵜』を感化してくれるからだ。

返信する


[938] 人をだまし続けるということは、意外に難しい
Name: mimon
Date: 08/03 00:33
> ひょっとして、吉岡一派は本当に信じちゃっている!
吉岡氏本人は、有名大学の理系の学部を卒業なさっているそうですので、
ラマン散乱が何をどう見ているのか、全く理解できていないとは、思っていません。

ここからは、私見ですし、言わない約束なのかもしれませんが、
吉岡氏自身、「健康と環境の神戸クラブ」や「マグローブ」を設立した時点で、
「何の役にも立たない」商品を高額で売りつけている自覚はあったと思うのです。
だましやすい人(理系の素養の乏しい人)をだまして、商品の販売を続けるために、
「水は変わる」というページを立ち上げて、
自分自身、信じているふりをしているだけなのでは、ないでしょうか。
そうでないと、吉岡氏の売っている商品は、「詐欺」に該当するからです。

本当は、バカじゃないのに、バカのふりをし続けるというのも、つらいものだと思います。

> 水の構造を解析する手段として、温度計ほどの役にしか立たないということだ。
だなんて、最も典型的な騙し方のパターンですね。
ラマンなんていう横文字が苦手な人に、温度を測っているだけだと言って騙しているわけです。
これを読んだ、だまされ易い人は、「吉岡先生が温度を測っているだけだと言った」と信じます。

当然、そんな悪徳商法は、長く続くわけがありませんので、
神戸地裁で判決が出れば、第一回目の破局を迎えると思いますし、
第二回目の破局は、東京地裁の判決ではないでしょうか。
最終的には、「社告」を出して、自滅する運命ではないかと、感じています。

返信する


[937] ひょっとして
Name: プヒ
Date: 08/01 15:05
ずっと楽しみながら見ています

ひょっとして、吉岡一派は本当に信じちゃっている!
なんてことは無いでしょうか?

返信する


[936] Re:ラマンもなめられたものです
Name: dimon
Date: 07/28 09:03
mimonさんはよくご存じなんですね?

返信する


[935] 妄想グラフをだしても
Name: みっちゃん
Date: 07/27 23:24
あのね、京大の物理ちゃん
「溶ける」と「混ざる」はちがうのよ。

それに、そんなに攪拌後の時間が大事なら、裁判の提出物に一定時間放置でなく、正確な数値を入れておきましょうね。

>たとえば、表面張力と、混ざっている油の量との関係が下図のようになっていたとしたらどうか。
〜したらどうか ってのが大好きなようですけど、そういうのは、下図になる実験をちゃんとしてから反論するものですよ。

>しかし上図を見れば、冨永氏の結論が間違いであることは明白である。
妄想で作ったグラフを見ても、明白ではありません。
洗濯でも、洗いものでも、混ぜてから5分や10分静置しません。(ちょっとで溶けたら(混ぜたらでもいいよ)、すぐにすすぐ方がよく落ちるよ。)
その妄想で作った結果ででも、攪拌直後は変化なしなのですね。
百歩譲って妄想グラフが正しいとしても、
洗剤が少なくて済むとか、中華料理屋のグリーストラップがきれいになるとか
・・・を証明する実験にはなりませんが。

返信する


[934] 定量たって
Name: 半人前
Date: 07/27 23:02
apjさんにマグローブを入手されてしまった以上、もう測定にかかる数値は出せませんから。

返信する


[933] 吉岡氏は、批判ばかりしてなくて、自社で実験しろ
Name: mimon
Date: 07/27 19:20
「水は変わる」に「冨永氏の実験観察の誤り  その3   2008.07.27 」というページができました。
http://www.minusionwater.com/jikkenn3.htm

> 水のラマン散乱を測定したところで、水のクラスターなど議論できないとして冨永氏は論文掲載を拒否されているのである。学会から見向きもされないそんなガセネタを裁判所に持ち込む冨永という研究者は、裁判所をバカにしているものと思われる。
いや、パンフレットに、クラスターの微細化仮説を取り上げたのは、吉岡氏のほうで、
冨永先生は、もしクラスターサイズに変化があるとしたら、ラマンに差異が出るはずだという実験をなさったので、
それを言ったら、吉岡氏のほうが、世間をばかにしているといえます。

> 彼らの今回の一連の実験は、相手を否定するためのもので、なんとか否定しようと言う気持ちでやっている。しかしそういう浅ましい動機を持つだけで、すでに科学に必要な公正さや冷静さ、あるいは客観性を失ってしまっている。さらに彼らの心根に、科学する者に必須の、「何かを発見しよう」と言う情熱がない。だから実験そのものが粗雑になり、間違ってしまい、組み立てる論理もねじ曲がってしまっている。
普通に見たら、差異を見出そうとして、見つけられなかったというように見受けられます。

> 実は、C図のようにつなぐと、出てくる水に差が生じるのである。同じようにホースをつないでも、磁気活水器が先についていると、そのパワーが上流側に伝わって、磁気活水器がついていない場合よりもホースを強く溶かすのである。
ふぅ〜。吉岡氏が、これほど、理屈の通用しない人間だとは、思ってもいませんでした。

> 磁気活水器の作用は電磁気的である。だから水流よりも早く伝わり、上流側にも伝わるということのようだ。伝搬の減衰が大きく、すぐ近くまでしか伝わらないが、このケースならホースまでは十分届く。ともかくこの現象は大いに研究する価値がある。
そんなばかな話は、マグローブ社が独自に研究してなさい。
世の中の誰も相手にしてくれませんから。

> 油の量と時間との関係が、たとえば下図のようだったらどうか。
縦軸に単位も示せないグラフを想像だけで書くのはやめてください。
小学生の落書きと同じ程度の価値しかありません。
> しかし上図を見れば、冨永氏の結論が間違いであることは明白である。
落書きのグラフを裏づけとして、何を言っても無駄です。

> 油水の分離スピードがゆっくりだということが、すなわち、油が混ざりやすいということだろう。水と油は化合するわけではなく、ただ混ざるだけである。そのとき、磁気活水の場合は水にまざる油の粒がふつうの水の場合に比べて少し細かくなっているようである。油の粒が細かくなればなるほど、油水の分離スピードはゆっくりになる。それが磁気活水で実際に起こっていることであり、だから食器の油汚れが落ちやすくなったり、中華料理屋のグリーストラップがきれいになったり、洗濯の洗剤が減らせたりするのである。
定量的なデータを出しなさい。

> そして、世界中の実験で、スターラーの駆動方法に着目して、その差を見ようとした実験はない。
(中略)
> 我々はその実験をやろうとしている。もし差が出たら世界が驚くことになる。
実験をするのは勝手ですが、差が出るはずがありませんので、世界が驚くことにはなりません。

返信する


[932] 測定法
Name: mimon
Date: 07/26 12:21
> じゃあ、逆にどういう測定法を知っているのか、
シンパのユーザーからアンケートを取って、
自分に都合のいいところだけ、つまみ食いする。

返信する


[931] 言葉足らずです
Name: みっちゃん
Date: 07/26 01:37
(2)国産!しかも三河の一色産なので(理屈)

専門家が、怪しいと指摘するのは営業妨害?
中小企業だから、手薄になってもOK?
消費者からの苦情がないのに、公取が動くのは不当? ってことです。

科学的知識もないのに「京大で物理を学びました」と言って
科学者気取りの説明を繰り返していたことで、十分、故意、計画性はあると思いますが。

返信する


[930] Re:ラマンもなめられたものです
Name: ながぴい
Date: 07/26 01:08
> 私はラマン散乱がどういうものか知らない

しょ〜もない開き直りですね。

ラマン散乱がどういうものかなんて、
ネット検索すればすぐわかるというのに。

じゃあ、逆にどういう測定法を知っているのか、
吉岡氏にぜひお聞きしたいところです。

返信する


[929] 雉も鳴かずば・・・
Name: みっちゃん
Date: 07/26 01:03
引用した前の段落に理由が書いてあるのに、都合のよい部分だけで
「あーでもない こーでもない」と主張されるのですから、何とでも
好きなようにいえます。

言葉尻ばかりで科学者気取りの方が科学的な論議をしない上に、
この裁判についての論評をしている中で
>中小企業のカタログには、科学的に間違っている表現をしばしば見る。>中小企業のレベルでは、系統だった科学教育を受けていない者も多いから、
>それは仕方ないことだ。
>仮に科学者が、科学的に問題があると感じたとしても、それは当該の
>企業に注意して個々に修正をうながせばよいことである。それが、
>運よく、系統だった科学教育を享受した者の思いやりであり、大学教員
>たる者のとるべき方法である。

とおっしゃるのですから、これ以上の自爆はありません。
私が、吉岡氏のダウンさんなら、マインドコントロールも解けると思います。

> (1)マイナスイオン水生成器を使うと(原因)
> (2)科学的には間違ってるけどちょっと見た目は凄そうな理由で(理屈)
> (3)お風呂が気持ちよくなりますよ(結果)
(1)ここのスーパーの鰻を買って食べると(原因)
(2)国産!しかも三河の一色産なので(理屈)
(3)とてもおいしく感じられます(結果)
については、消費者から苦情がなければ、ビジネスとして許容されるのでしょうか?

返信する


[928] Re:ラマンもなめられたものです
Name: 石田剛 (HOME)
Date: 07/26 00:32
> 当然、軟X線発光分光装置で差が出なくても、
> 「測定方法が間違っている」とか言うのでしょうね。

どんなスゴい方法で測定しても、「今の科学ではおそらく分析できない」という主張を永久に繰り返すだけのよーな気がします。

> (1)マイナスイオン水生成器を使うと(原因)
> (2)科学的には間違ってるけどちょっと見た目は凄そうな理由で(理屈)
> (3)お風呂が気持ちよくなりますよ(結果)
>
> なので、(2)が誇大広告じゃないかと思うわけですが。
> 何で吉岡氏はわざわざ(2)を言いたがるんですかね。

(2)については「今の科学ではおそらく分析できない」と言い通すことができますが、(3)はそれができないからかもしれませんね。
(3)は既知の手段で有無を判断できてしまいますから。

返信する


[927] ラマンもなめられたものです
Name: mimon
Date: 07/25 19:52
「水は変わる」に「冨永氏の実験観察の誤り  その2   2008.07.24」というページができました。
http://www.minusionwater.com/jikkenn2.htm
> 私はラマン散乱がどういうものか知らないが、
(中略)
> 水の構造を解析する手段として、温度計ほどの役にしか立たないということだ。
吉岡氏は、丁第1号証をもっと真摯に受け取るべきだし、
知らないのなら、勉強してから批判するべきでしょう。

原告が丙第2号証にあるように、「クラスターが小さくなる」という仮説を示したので、
それを否定する試験をなさったのに、
> 私はクラスターが小さくなるなどと主張していないのである。
と、のらりくらりと、逃げています。
それでは、何を測定すればいいのかというと、
> ラマンではお手上げだし、今の科学ではおそらく分析できない。
と、非科学的商品だと、自ら述べています。

そのくせ、
> 兵庫のスプリング8でようやく何かが見えたというのが最近の研究である。
と、理化学研究所の研究がえらく気に入っているようです。
http://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2008/080612_2/detail.html
当然、軟X線発光分光装置で差が出なくても、「測定方法が間違っている」とか言うのでしょうね。

何も知らずに、何も考えずに、好きなことを言えばいい人というのは、気楽でいいですね。

返信する


[926] ガイドラインによると
Name: apj
Date: 07/17 03:31
 むしろ、実際は、

(1)マイナスイオン水生成器を使うと(原因)
(2)科学的には間違ってるけどちょっと見た目は凄そうな理由で(理屈)
(3)お風呂が気持ちよくなりますよ(結果)

なので、(2)が誇大広告じゃないかと思うわけですが。
何で吉岡氏はわざわざ(2)を言いたがるんですかね。

(1)マイナスイオン水生成器を使うと(原因)
(3)お風呂が気持ちよくなりますよ(結果)

だけ言ってれば十分だし、問題も無いのに。

返信する


[925] 吉岡氏の反論
Name: mimon
Date: 07/16 23:31
「水は変わる」のページが更新されました。
http://www.minusionwater.com/jikkenn1.htm
>@マイナスイオン水生成器を使うと(原因)
>Aこういう原理で水が変化して、(理屈)
>Bお風呂が気持ちよくなりますよ(結果)
>・・・・・だから、一家に一台、いかがですか?
(中略)
>たとえAの部分に間違いがあっても、Bの部分に間違いがなければ、ビジネスとして許容されるのである。

何と言うか、
(1)マイナスイオン水生成器を使うと(原因)
(2)気のせいで、(理屈)
(3)お風呂が気持ちよくなりますよ(結果)
という命題の、(2)を有限の労力で証明することは、非常に困難なのです。
裁判官の心証に頼るしかないのでしょうか。

一般論として、むかし、よく居たタイプの人で、
正式な会議で結論が出て、閉会したあとで、身内だけ集めて、
「あの結論は、間違っていて、実は、・・・。」とか言う、
ムジナみたいな輩が居ました。
今の時代、そのような者は、残存していないと思いますので、
吉岡氏が、そのような人間ではないと、信じたいです。

返信する


[924] 仮説が気に入らないのではなく、検証に進もうとしないことが引っ掛かる
Name: apj
Date: 07/16 16:54
8-OHdGさん、

>>配列が違えば誘電率が敏感に変わるはずですが、測定の結果誘電率が変わらなければ配列云々の空想話は撤回しますか?

>誘電率のデータは興味ありますね。可能なら教えてほしいと思います。

 今度お茶の水大に行った時に、測定してみます。

>分子の配列に係わる『空想話』は重要な仮説なのですが、この掲示板のオーナーがお気に召さない、ということであれば、敢えてここでふれることはしない、ことに致しましょう。

 こういう「逃げ」を書かないでください。
 仮説が気に入らないのではなく、何があれば仮説を検証したことになるかについて全く情報を出さずに、仮説のみを述べ、それが間違った印象を与える表現になっているから、ツッコミを入れているのです。
 重要な仮説だというのなら、
・どうすれば検証できるか。何を測れば良いか。
・どういう証拠があれば、その仮説を捨てるか。
を述べて下さい。

 ところで、水の配列云々の仮説を考えるに至った経緯を教えていただけませんか?唐突に仮説だけ出てきても、私には、8-OHdGさんが「なぜそう考えるのか」がわからないのですよ。

 誘電率が変わらなかった場合、あなたは仮説を捨てますか?
私は、前回の投稿で、分子の配列に敏感そうな測定手法を提案したつもりです。誘電率に変化が無くても仮説を捨てるつもりが無いのであれば、上記の2つの質問(検証方法と、仮説を捨てる場合について)答えて下さい。

 もう一つ質問です。
「NMRの実験結果をあなたはどう考えていますか?」

 あなたの仮説の通りに磁場で水分子の配列が変わるならば、その辺の活水器より遙かに強い磁場の中で測定するNMRの実験結果は、全て、水の配列が変わった状態を観測していることになります。ということは、同じ試料を測定したときに、他の実験結果に比べてNMRの測定結果だけが変、という結果が世界中で出てくるはずですが、そういうことは全くありません。

返信する


[923] Re:間違ってますよ
Name: 8-OHdG
Date: 07/16 16:27
>配列が違えば誘電率が敏感に変わるはずですが、測定の結果誘電率が変わらなければ配列云々の空想話は撤回しますか?

 誘電率のデータは興味ありますね。可能なら教えてほしいと思います。分子の配列に係わる『空想話』は重要な仮説なのですが、この掲示板のオーナーがお気に召さない、ということであれば、敢えてここでふれることはしない、ことに致しましょう。

返信する


[922] 間違ってますよ
Name: apj
Date: 07/15 17:29
8-OHdGさん、

>例えば電磁波と分子の周波数が合えば、分子が電磁波を吸収し内部エネルギーが増大する。その違いがラマンでどの程度出るのかな。

 通常のラマンならば、最終的な温度変化分だけ出ます。

 電磁波を水の振動モードの周波数に合わせた場合は、確かにその振動モードがエネルギーを吸収しますが、速やかにそのエネルギーは散逸します(Bakkerらが、パルスレーザーを使って測定してます)。つまり、振動モードが変わったままではいられないということです。この現象は、水の振動緩和と呼ばれています。
 もっと低い周波数の電磁波だと、電子レンジと変わらない効果になります。

 水の振動の場合は、エネルギーを与えても散逸が早すぎて、スペクトルの変化として見るのは困難です。どうしても見たければ、振動モードのエネルギーにぴったりあったパルスレーザーで、一度に集中してエネルギーを与えて、振動の励起状態と基底状態の分布を変えた後で、それが元に戻るまでの時間(ピコ秒のオーダーになりますが)の間に、吸収や散乱のスペクトルを測定するしかありません。それを過ぎると、最終的に、温度が変わった分だけの変化が観測できるだけになります。

 ということで、振動モードに電磁波のエネルギーを与えても、振動緩和時間以内に測定しない限り、ラマンでも他の実験方法でも、温度変化分以上の結果は出ないでしょうね。

>水温が25℃→50℃に変化してもグラフ上はそれほど大きな変化がない。

 これも間違いで、普通にラマン散乱を測定すれば、3500cm-1附近のスペクトルには差が出ます(Walrafenら、J. Chem. Phys. 85(1986)6967)。大小は程度ものなので、実際のスペクトルを見るしかないのですが、議論できるだけの違いはあります。なお、文献では、等吸収点に相当するものがあると報告されましたが、その後、どうも違うらしいという話になっています。

 まあ、磁気活水のように、誤差の範囲で見た目もグラフがぴったり重なる、などというのとは違って、温度依存することがわかりますよ。

>極性の変化に伴う分子の配列だとすれば、ラマンスペクトルに現れる変化は小さいものとなる

 この部分は、あなたの間違った想像です。

 配列が違ってもラマンに差は出ることが予想されます。極性が変わるということは、水分子の電子雲の形状が変わるということです。すると、その形状で分子振動すれば、分極率の変化は元と違ったものになるので、むしろラマンでは敏感に引っ掛かる、見えやすい方の変化になるでしょうね。

 ところで、ちょっとおききしますけどね。配列が違えば誘電率が敏感に変わるはずですが、測定の結果誘電率が変わらなければ配列云々の空想話は撤回しますか?

返信する


[921] Re:炭酸カルシウムの析出に一票
Name: 8-OHdG
Date: 07/15 12:07
ありがとうございます。良くわかりました。

返信する


[ 前の 20 件 | 1 /5ページ | 次の 20 件 ]

 新規投稿 | ツリー | スレッド | タイトル | 一覧 | 検索 | ログ | 設定 


レッツPHP!