長崎県・佐世保港に寄港していたアメリカ海軍の原子力潜水艦が、ごく微量の放射能を含む水漏れを起こしていたことが明らかになりました。
アメリカ海軍によりますと、原子力潜水艦「ヒューストン」は今年3月からの数か月間、船内機器のバルブから放射能を含む水漏れを起こしていたということです。
ヒューストンは今年3月から太平洋を航海し、日本の佐世保港に一週間寄港していました。
日本政府はアメリカ海軍から連絡を受けていて、政府高官は「問題があるレベルではない」と述べました。
また、関係者によりますと、水に含まれた放射能はごく微量で、水に触れた乗組員の検査でも人体に影響はなかったとしています。
外務省もすでに佐世保で検査を行い、問題がないことを確認済みだということです。(02日10:39)