「波動」のルーツ
「波動」という言葉は、よく使われるようにはなりましたが、「疑似科学」、「怪しいもの」、「いかがわしいもの」という先入観をもたれる方があまりに多いのも現実です。
人間の体は、life field(波動）と呼ばれる微弱な電磁気によって司られ、器官や臓器ごとに特有の共鳴パターン(波動)を持っていることは、多くの科学者により知られていました。
そして、病変が起こるに先立ってこのlife fieldに異常が起こることから、病気の診断や将来的に起こりうる病気の予測に応用しようという研究が行われてきました。（ハロルド・サクストンバー著『生命場の科学』参照）
さらには、このlife field（波動）の周波数や波形の乱れを、正常な情報を送り込むことで正常化し、治療や予防を行う技術が開発されてきました。
MRAとは何か？
その中のひとつ、MRA（Magnetic Resonance Analyzer）は、アメリカの科学者、ロナルド・J・ウェインストック氏によって開発されたものです。
MRAは、５桁の数字の組み合わせ(コード)により、数万種類の波形を作り出せる中で、約５０００種類には、特定の意味が割り当てられています。例えば４５１９９は「胃」、４５６７２は「怒り」、３５５３２は「グルタチオン」といった具合です。そのほか、毒素や病原体、それに様々なアレルゲンもコード化されています。 被験者は、コイルが内蔵されたプレートに手を載せるだけです。そしてオペレーターは、これらの「コード」を入力して反応を聞き取ります。 そして、例えば、４５１９９と入力して異常反応があれば、胃をつかさどるlife field（＝波動）に乱れがあるということになります。そこで、その波形の乱れを本来の形に戻すのに必要な「修正コード」というものを割り出して、マイクロクラスター水と呼ばれる特殊な水に転写して、パーソナル波動水と呼ばれる一種のレメディを作成するのです。いうなれば、個人対応のホメオパシー薬を作成することができるのです。「修正コード」が適切ならば、その水を被験者が飲むとすぐに異常反応は、正常反応に変化します。マイクロクラスター水の説明
波動修正の実際
単純にいうとこういうことなのですが、実際には、もう少し複雑です。もし実際に胃の不調があり、MRAで調べても４５１９９を入力して異常反応があったとして、４５１９９に対する異常反応を正常にするだけでは不調はよくならないかもしれません。
例えば、「太陽神経叢」、「壁神経」、「十二指腸」、「ガストリン」、「交感神経」、「不安・心配」「カドニウム毒素」を表すコードに対しても異常反応があり、これらをまとめて修正する必要があるかもしれません。 こういった修正を繰り返し行うことで、実際の症状も消えてゆくと共に、例えば心配性も軽減して以前よりも前向きになったりするのです。
歪められた「波動ブーム」とその後
－MRAの真実ー
この装置が、波動ブームの生みの親、江本勝先生によって、㈱IHMを通じて日本に上陸し、「波動の人間学」や「波動の真理」などの著書によって紹介されたのを機に、日本では「波動ブーム」が起こりました。
これは、この種の新しい技術が世に知られるきっかけになりましたが、一方では歪められた形で認識されることにもなってしまいました。 それは、MRAを模倣したいわゆる「波動機器」というものが乱造され、オペレーターも乱造され、「波動数値」なるものが一人歩きしてしまったからです。
売らんかなの商品の宣伝のために、「波動数値が高い」といったフレーズが氾濫する結果を招いたのです。 しかし実際には、MRAにも、模倣機器にも、物品そのものの品質を測定したり、それを数値化するような機能はありません。特定の個人との相性を見ることができるだけです。
また、MRAを模倣した「波動機器」には、科学的に説明しうるような計測機能がないことがサトルエネルギー学会で暴露され、MRA自体までがインチキ呼ばわりされ、「波動技術」は、その後急速に社会的信用を失い、またMRAの開発者も謎の失踪を遂げたため、ブームの発信元だった㈱IHMも、MRAから撤退し、「波動ブーム」は終焉しました。「波動機器」が不信感をかった要因としては、開発者が作動原理について明らかにしなかった点も上げられます。
MRAと波動技術のその後
サトルエネルギー学会で発表された、「波動機器は、オペレーター自身の皮膚電気抵抗を測っているだけだ｣と言う見解に関しては、ＭＲＡの初期型を模倣したいわゆる「国産波動機器」に関するものです。
第３世代以降のMRAは、機器とオペレーターの間になんら電気的な接点がなく、被験者は電磁誘導コイルが内蔵されたプレートに手を載せるだけで測定できることから的外れと言わざるを得ません。
また、その後の研究で、MRAの測定プレートに内蔵されたコイルには、特定周波数の交流が流れ、そこから生じる磁気の波動により、被験者の身体との間にに相互誘導が起こり、その結果、皮膚電気抵抗ではなく、身体内部のインピーダンスの変動を捉えていると考えられています。
波動測定器の役割とは？
またMRAの真価というのは、物を測って数値をつけることではなく、病気や不調の背景にある、深いレベルの原因、とりわけ感情的なストレスまで解析し、深い気づきをもたらしながら自然治癒を促す点にあります。MRA自体も測定方法もその後も進化し続け、本来的な用い方での地道な活動は、脈々と営まれ、多くの奇跡的な、感動的な治癒事例を生み出し続けているのはまったくの事実です。こうした事実が広く知られることなく、一方では特定の商品に｢波動数値｣なる無意味な数値を与え、宣伝句にしたり、そうした商法に協力するような波動測定器の用い方がなされてきたのははなはだ残念なことです。 MRAの普及が困難だった要因として、非常に精妙なレベルのエネルギーを扱うため、オペレーターの資質や技術やセンスによって、測定結果や、治癒の起こり方がまったく異なるため、現代医学の世界では日の目は見ていません。現代医学は、「誰がいつ用いても同様な結果が出る」ということを要求するからです。
⇒つづき 私（鈴木）の体験、波動技術のその後
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⇒波動水に関しての記事
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生命場＝life feeldの研究は、世界中で水面下で行われてきました
生命場＝life feeldを何らかの方法で捉え、診断に応用しようと様々な方法論も研究されました。この、キルリアン写真もそのひとつで、東欧諸国では実際に診断に使われています
体の各臓器や器官、あるいは酵素などは、それぞれ固有の共鳴パターンを持っています
アメリカで開発されたMRA。第３世代以降は、プレートに手を載せるだけで測定をするようになりました
波動修正のイメージ。歪みを補正する波形を送り込むことで正常なパターンに戻します
水が情報を記憶するということに関しては多くの科学的証拠がありますが科学の表舞台には出れませんでした
水が記憶する情報は、結晶の形となって現れます
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