■PCを脳波で操作できる「脳波マウス」登場 現在のPCの操作環境はキーボード+マウスが主流になっている。文字を入力するためのキーボードに対して、マウスは位置を指し示すポインティングデバイスになる。ソフトウェアキーボード機能を使えばマウスだけで操作できないこともない。 DVD/ブルーレイビデオの再生や、音楽の再生などではマウスだけで操作することができる。これらのメディア再生だけであれば、操作はそう面倒なものでもない。しかし、もし、考えるだけで操作できれば、より便利だし、なによりSFみたいでカッコいい。この「考えるだけで操作」を実現するのが、脳波での操作を可能にするデバイスだ。 脳波の働きについては、ここ最近、急速に脳の働きの解明が進んでおり、ついにコンシューマー向けにも、脳波でPCを操作することができる、言わば「脳波マウス」が登場した。OCZテクノロジー社が販売する「nia - Neural Impulse Actuator」という製品だ。対応OSはWindows Vista/XP(32bit版のみ)。国内ではグロウアップジャパン社が代理店となっており、今年8月の半ばあたりから販売が開始されることになっている。販売価格はおおむね25,000円程度になる見込みだ。