アメリカにおける中国産鰻に関する報道についてのご説明。
◆ 検査体制について。
1)ニトロフラン
日本では昨年5月より中国から日本に輸入されるウナギ製品に対し、
日本到着後に命令検査という形で検査するよう法律で定められております。
2)マラカイトグリーン
日本では一昨年の11月より中国から輸入されるウナギ製品に対し、
日本到着時に命令検査という形で検査するように法律で定められております。
3)ゲンチアナバイオレット(クリスタルバイオレット)
昨年より中国の工場にて検査を行っております。
池あげ前、工場到着時、加工後の3回で検査しております。
4)フルオロキノロン
ニューキノロン系抗菌剤については上記以外についても3年前より現地にて工場および政府機関にて検査しております。
また上記系統の「エンロフロキサシン」は3年前より日本到着時に命令検査という形で検査するよう法律で定められております。
今回報道されております抗菌剤等につきましては、中国、日本にて既に十分検査体制を敷いております。
アメリカも輸入禁止ではなく検査書がある商品については、現在も輸入されており「輸入禁止」ではございません。
◆ 安愚楽亭における状況。
安愚楽亭のウナギにおきましても、とくに夏場は中国産からの供給なくしては需要に対応できません。
したがいまして、中国産ウナギの使用に関しては万全の配慮をしております。
具体的には、仕入れ業者である国内業者の指定産地と工場を経由したものを使用しており、
全ての原料に、法令に基づく『製品検査結果通知書』の添付がなされております。
ですので、どうか今回報道にございましたような危険性はございませんのでご安心ください。
以上、お客様にはご心配をおかけいたしますがご理解ご安心のほどよろしくお願いいたします。
安愚楽亭 亭主
◆ 安愚楽亭の商品に使用する中国産ウナギの『製品検査結果通知書』原本。
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