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北京五輪:「鳥の巣」で開会式リハーサル

開会式のリハーサルで、五輪に参加する国、地域の旗を持ち会場に入る人たち=北京市の国家体育場前で2008年7月30日午後9時14分、平田明浩撮影
開会式のリハーサルで、五輪に参加する国、地域の旗を持ち会場に入る人たち=北京市の国家体育場前で2008年7月30日午後9時14分、平田明浩撮影

 【北京・中本泰代】北京五輪のメーンスタジアム・国家体育場(愛称・鳥の巣)で30日夜、開会式のリハーサルが行われた。今回はチケットを持つ一般市民にも初めて公開された。9日後に迫った本番を前に、光のパフォーマンスなどに市民も一足早く酔いしれた。

 開会式は8月8日午後8時(日本時間同9時)に始まる。リハーサルも本番と同時刻に開始。国旗などの色に使われている「中国紅」や白の光が鳥の巣の鉄骨のすき間から漏れた。会場前では、各国・地域の旗を持って入場行進の練習をする姿も。

 観覧した無職の女性(70)は「本番でも中国の伝統的な文化がどう表現されるか楽しみ。世界の人に宣伝できれば」と期待を込める。北京市内に住む高校2年の女子生徒(15)は「五輪では中国がどの競技でも1位になってほしい」と話した。

毎日新聞 2008年7月30日 23時57分(最終更新 7月31日 0時05分)

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