仙台放送局

2008年7月29日 11時26分更新

火事で母子3人死亡

28日朝、仙台市泉区の住宅の2階部分が焼け、この家の母親と2人の子どもが遺体で見つかった火事で、母親が書いたと見られる遺書のような物が見つかり、警察は母親が無理心中を図った可能性があると見て調べています。

この火事は、きょう午前7時半すぎ、仙台市泉区南中山の医師、田澤 篤さん(39)の木造2階建ての住宅から出火し、家の2階部分が焼けたものです。
2階の寝室から田澤さんの妻の▼千栄子さん(39)と、▼長女で小学2年生の麻希さん(7)、それに▼長男で幼稚園に通う佑人くん(5)が遺体で見つかりました。警察によりますと、焼けたのは2階に3つある部屋のうち、寝室を含む2部屋で、現場からは千栄子さんが書いたと見られる遺書のようなものが見つかりました。

中には夫婦の仲など、家庭内の悩みが記されていたということです。

警察は、千栄子さんが、無理心中を図った可能性もあるとみて、3人の死因や火が出た時の詳しい状況を調べています。