2008年7月28日 (月) 10:51 MAJOR.JP
【オークランド27日=Jane Lee / MLB.com】オークランド・アスレチックスの新人ブラッド・ジーグラー投手(28)が、1901年以降のメジャーリーグでは前人未到の快挙を成し遂げた。メジャーでは珍しいサイドスローのジーグラーは、デビューからの連続イニング無失点を27に伸ばし、101年ぶりに新人記録を更新した。
この日ジーグラーは、テキサス・レンジャーズ戦の7回からリリーフ登板。強力打線を相手に2イニングで2本のヒットを許したものの、先日のホームランダービーで優勝したジョシュ・ハミルトン中堅手らから3三振を奪い、6−5の勝利に貢献した。
5年ものマイナー暮らしを経て5月末にメジャー昇格し、23試合連続無失点としたジーグラー。野球殿堂に自身の野球用具が寄贈されることも決まった。「格別な気分。ここに上がってきてから、一生懸命やってきたという実感はある。このように特別な経験をしたのは初めて」と遅咲きのルーキーは喜びを口にした。
ジーグラーからマウンドを引き継いだ守護神ヒューストン・ストリート投手は、今回の快挙を絶賛。「ジーグラーは、メジャーの投手にとって一度きりしかないチャンスを見事にものにした。ノーヒットノーランやパーフェクトゲームと同等の価値がある。彼がマウンドに上がると、スコアボードにゼロを積み重ねてくれるという期待が沸くんだ」
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(7月28日 12時21分 更新)