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【官房長官会見】「そう考える理由はない」漁船と潜水艦衝突(23日午後) (1/2ページ)
町村信孝官房長官は23日午後の記者会見で、6月23日に発生した千葉県犬吠埼沖の漁船沈没事故で、潜水艦と衝突した可能性があるとの一部報道について、「海難審判理事所に確認したが、潜水艦と衝突と考える理由はないという答えだった。また、海上保安庁ではこれまでのところ、潜水艦との衝突を推測させる状況等を把握していないという回答だった」と述べた。会見の詳細は以下の通り。
【漁船沈没】
−−6月23日に千葉県の犬吠埼で起きた漁船事故で、潜水艦が衝突した可能性があるんじゃないかとの報道があるが、この事実関係、政府内での調査、把握は現状でどのようになっているか
「あの、そういう報道があることは、雑誌等々で見ております。国土交通省の海難審判理事所ってところに確認したんでありますけれども、救助された方から聞き取りをしているけれども、潜水艦と衝突と考える理由はないというお答えであります。また、海上保安庁のほうでもあらゆる可能性を排除しませんけれども、これまでのところ、潜水艦との衝突を推測させる状況等を把握していない。こういう回答でございました」
【臨時国会召集時期】
−−自民党の古賀選対委員長が臨時国会の召集時期に関連して、補給支援特措法を成立させるために逆算して会期を決めるのには慎重だと発言した。8月末の召集に慎重な考えを示した発言と思われるが、自民党の執行部からこうした発言が出ることについてどう思うか
「うーん、ちょっと、よく意味が分かんないんですけれどもね。逆算して?会期を設定するのが?」
−−会期内に3分の2を使って成立させることから逆算して会期を決めることには慎重である
「うーん…。ま、ちょっとおっしゃっている意味が必ずしもよく分かりません」
−−いずれにしても早期の国会召集はすべきではないという意見だと思うが、与党内の執行部からもそうした意見が出ていることについては
「それらを含めて総理が総合的に判断をされることとなります」
−−判断の時期だが、これは自公の党首会談で話し合って決められるという理解でいいか
「手順も含めて総理がご判断をされます」
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