前橋放送局

2008年7月27日 21時50分更新

みなかみ 川に流され1人不明


27日午後、みなかみ町を流れる川が大雨で増水し、「キャニオニング」という川でのスポーツをしていた東京の男性グループのうち1人が川に流され行方不明になっています。
ガイド役の男性も一時、流されて腰の骨を折る大けがをし、警察が当時の詳しい状況を調べています。27日午後2時半ごろ、みなかみ町の湯檜曽川で、男性2人が川に流され、このうち1人が行方不明になっています。
また、もうひとりの男性は自分で岸にたどり着きましたが、腰の骨を折る大けがをしているということです。
警察の調べによりますと、行方不明になっているのは、東京に住む30歳の男性で、1時間ほど前からほかの男女7人といっしょに歩いたり泳いだりしながら川を下る「キャニオニング」というスポーツをしていたところ、大雨で急に増水したため川岸に避難しましたがガイド役の男性といっしょに川に流されたということです。
当時、みなかみ町をふくむ利根沼田地域には、大雨警報が出されていました。
このグループは、みなかみ町にある会社が企画した「キャニオニング」のツアーに参加していたということで、警察は消防とともに、28日に改めて男性を捜索するとともに当時の詳しい状況を調べることにしています。