甲子園出場の松商学園が知事訪問　長野

　夏の高校野球全国大会に出場を決めた松商学園（松本市）が２５日、村井仁知事を表敬訪問し、県大会優勝を報告するとともに甲子園に向けての決意を語った。

　同校の平林尚武校長が「今年は学校の創立１１０周年で、大会への出場も参加チーム最多の３５回目。恥ずかしい戦いをして、県民の期待に応えられる結果を残したい」と報告。小尾淳美監督が「昨年に引き続き知事に報告できるとは光栄です」と、野球部員１人１人を紹介。

　小尾監督はが「ベスト８からはすべて１点差の勝利でした」と厳しかった県大会を振り返ると、村井知事は「準優勝した平成３年春の松商学園はすごかった。ああいう興奮をまた味わわせてください」と期待の言葉をかけた。

　野球部の甲子園への出発式は、２８日午前１１時１５分、同校正面玄関で行う。