外国人の指紋採取、20日からスタート 成田空港で公開2007年11月14日10時14分 日本に入国する外国人に指紋の採取と顔写真の撮影を義務づける制度が20日、全国の空港や港で一斉に始まる。法務省は13日、成田空港ターミナルで手続きの様子を報道陣に公開した。「テロの防止」を目的として改正出入国管理法に盛り込まれた制度だが、「プライバシー侵害だ」などとする反対論も根強い。
入国審査官の口頭での質問の前に、窓口の読み取り機に両手の人さし指を置いて指紋を採り、同じ機械の上部についているカメラで顔写真を撮る。在日韓国・朝鮮人などの特別永住者を除き、16歳以上のほぼすべての外国人が対象。こうした義務を課すのは米国に次いで2国目となる。これまでは審査官が旅券や出入国カードを確認するだけだった。
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