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東京V、フッキ電撃放出へ!大黒補強成功で決定!18日ブラジル帰国

 ◆J1第17節 浦和3―2東京V(17日・埼玉スタジアム) 東京VがエースFWフッキ(21)放出の方針を固めたことが17日までに明らかになった。荻原敏雄社長(72)は妻の出産のため、18日にブラジルに一時帰国すると説明したが、チームはフッキをコントロール出来ず、田中尚雅強化本部長(52)が放出の準備を進めていた。この日も1ゴールを決めるなど、4月に川崎から移籍し活躍してきたが、わずか3か月でチームを去ることになった。今後は海外を中心に移籍先を探す。

 東京Vがフッキの電撃放出を決めた。以前からクラブ側は放出の準備をしていたが、今月に入って元日本代表FW大黒の補強に成功。クラブ関係者によるとこの日、萩原社長、田中強化本部長、加藤善之テクニカルディレクター(43)とフッキの代理人、コンスタンチン・テオ氏との4者会談で正式に決まった。浦和戦後、萩原社長は妻の出産のためにフッキが18日にブラジルに一時帰国すると説明したが、実際は浦和戦を最後に東京Vのユニホームを脱ぐことになった。

 戦力的な打撃は計り知れない。今季J1に復帰した東京Vは開幕から4戦未勝利が続いたが、4月にフッキが加入し状況が一変。同選手が初出場した4月6日の神戸戦で初勝利し、その後、フッキはゴールを量産。この日も前半7分、浦和の日本代表DF阿部をドリブルで抜き去ってPKを獲得し、先制点を記録した。同41分にも絶妙なスルーパスでFWディエゴの得点を演出。11戦でチーム最多の7点と格の違いを見せつけており、穴を埋めるのは難しい。

 放出の裏にはエースをコントロールしきれなかったチームとフロントの手腕がある。フッキ獲得に多額の資金を投入したにもかかわらず、その激情的な性格を扱いきれず、東京Vの萩原社長と田中強化本部長が早い段階で放出を画策。クラブ関係者によると、本人とテオ代理人は残留を希望し、海外クラブからの高額オファーを断ったが、東京V側は最後まで退団の方針を曲げなかった。

 フッキに対しては複数のクラブが興味を示しており、現在は欧州の名門クラブと移籍交渉中。一方、最大の得点源の放出を強行した東京Vにとって、後半戦は厳しい道のりとなることは間違いない。

 ◆フッキ(本名ジェバニルド・ビエイラ・デ・ソウザ)1986年7月25日、ブラジル・パライー州生まれ。21歳。コリンチャンスなどを経て2005年、川崎に加入。06年は札幌、07年は東京Vにレンタル移籍。昨季は37得点でJ2得点王。今季は川崎に復帰したが、わずか4戦で退団し、東京Vに移籍した。今季、東京Vではリーグ戦11試合7得点。

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(2008年7月18日06時02分  スポーツ報知)

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