エコキュート(電気温水機)を自分で取り付けてみる。その1
最近、身近で「オール電化」なる言葉をよく耳にするようになった。
最近新築した同僚はハナっから「オール電化」、他も「ガス給湯器が壊れたのでこの機会にオール電化に!」 「電気、ガス併用時よりも5,000円くらい安くなる!」などと言っていた。 近所で同時期に建てた人も最近「オール電化」にしたそうだ。・・・もしかして出遅れてる?
うむむ・・家ヲタのオイラとしてはプライドが許さない。だから当然早速「オール電化」プロジェクト開始ー!!
・・・ということで、前回の「IHクッキングヒーター」は無事取り付け完了!
今回は「エコキュート」設置編だぁーそもそも「エコキュート」ってなんだ?「自然冷媒ヒートポンプ式電気給湯機」まだピンと来ないなぁ。
なあに、簡単さ。「ガス給湯器」を「エコキュートという電気給湯機」に取り替えればいいだけの話。
(素人ゆえのあさはかさ?)
エコキュートはかなり大きいらしい。家の裏に回って設置場所の検討。・・・はい、余裕です。
というのも家を建てるときに大型バイクを家の裏に駐車できるように余裕を設けていたから。
反対側から見たところ。まずやらなければいけないことはベスパの前輪をパンク修理して付けることだな。
・・・あっ、どうでもいいか。だからヒトから「器用貧乏」って言われるんだな。
ブレーカボックス内の改造。赤いシールが貼ってあるのが前回取り付けたIHヒータ用。
ネットで調べた情報によると「漏電ブレーカ20A」が必要とのこと。小さいタイプの漏電ブレーカは高いので 「まっ、得意の改造で取り付ければいっか」 という安易な気持ちで安物のデカイ漏電ブレーカ(しかも中古)を使うことにする。
DINレールにブレーカをパチンとはめ込めば取り付けOK!
配線の準備。200V 20A(アンペア)の電気にはオーバークオリティな5.5スケアを準備した。
オイラのポリシーその1
「専門分野でないときはケチらないで安全率(マージン)を多くとれ」
⇒これで配線過熱による火災の心配無し。
赤い線は配線の被服をカッターナイフで剥いたところ。緑の線は加工前。白と黒のはコネクタを圧着したところ。 左のクワガタみたいなものは「コネクタ圧着ペンチ」一家に一丁(一台?)あると便利。
IHヒータのときにあけた壁穴に再びドリルを突っ込み、根太にエコキュート用配線通し穴をあける。
ブレーカボックスより配線をおろす。配線を通したらコネクタとブレーカを接続する。
床下に配線を通したところ。左IHヒータ用、右エコキュート用。
ネット購入のエコキュートが宅配便(大きいトラック:4トン車)で送られてきた。・・・やっぱりでかい!
「エコキュート本体」木枠入れたら2mをゆうに越えている。重さ90kg! 販売店はかなり遠方。発送元はメーカーより直送。
コロナ CHP-371NA6 370L フルオート ボイスリモコンセット 送料込み\316,352
〔コロナにした理由〕
コロナが2001年、春に世界で初めてエコキュートを開発、商品化したから。 我が家を新築したのが2000年。当時からオール電化はあったが、まだエコキュートはなかったのだ。
運ちゃん「荷物、トラックから降ろすの手伝ってもらえますか?」・・・まあ一人じゃ無理でしょね。
・・・ってオレが荷台の下かいっ?おっ、重いっ!!ちょっと運ちゃん、下のほうが重いんじゃねえの?
運ちゃん「どこに置きますか?」・・・おっ親切な人だね(⌒-⌒)・・・なんとか二人でやっと搬入終了。
あらためて見てもデッカイ!!エコキュートなんて名前だが全然キュートでない。
名前の由来 エコ給湯⇒エコキュウトウ⇒エコキュート ・・・なんだダジャレじゃんか!
「ヒートポンプユニット」50kgと「ボイスリモコンセット」
ヒートポンプユニットも見た目は軽そうだが以外とズッシリ重い。 エアコンの室外機と同じ形。ただし中に入っているのはフロンガスではなく「CO2(二酸化炭素)」
今、地球を温暖化し続けている話題の温室効果ガス。CO2自体に問題は無く大気中のCO2を増やし続けている
人間に問題がある。 車の排気ガス、火力発電⇒CO2発生!森林伐採⇒CO2を酸素に変える光合成が間に合わない!
もともと大気中にあるCO2を閉じ込めてコンプレッサで加圧し、発生させた熱を水に変換させている。
ちょうど車のエンジンが発生した熱を水で冷やすのと似ている。ラジエタ内の水は高温になる。
別手配の「継ぎ手類」が宅配便で来た。
なぜこんなゴチャゴチャしたものがセットでないのか?メーカーに聞きたい。
更に別手配の「架橋ポリエチレン管」「ブレードホース」も来た。
メーカーさん、是非エコキュートとセットにしてくれぃ。
ハンマーと釘抜きを使ってエコキュートタンクの木枠を解体。
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