22日のニューヨーク原油価格は、メキシコ湾に進んだ熱帯暴風雨の影響が限定的との見方から、一時、1バレル=125ドル台まで値下がりしました。
22日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、取引の指標となるWTIの8月渡しが、一時、1バレル=125ドル台まで下落しました。
石油関連施設が集まるメキシコ湾へ進んだ熱帯暴風雨による被害が限定的だったことを受け、市場では供給に大きな影響は出ないとの見方が強まり、売りが広がりました。
また、外国為替市場でユーロなど主要通貨に対してドル高が進んだため、原油市場への投機資金の流入が減少したことも相場を押し下げる要因となりました。
その後、やや買い戻されましたが、結局、終値は前の日に比べ3ドル09セント安い1バレル=127ドル95セントで取引を終えています。(23日10:31)