壮瞥小学校(中西広満校長)の児童がサミットで訪れたカナダ政府関係者にプレゼントを贈った縁で、カナダ大使館公使参事官・総領事のスティーブン・プレディ・ウォルシュ氏が10日、同校を訪問。児童代表と心を通わせた。
同校児童の代表4人と山中漠町長は今月2日、サミットで洞爺湖を訪れた政府関係者に歓迎の気持ちを伝えよう―と壮瞥町内のホテルに出掛け、折り紙を張って七夕を意識した寄せ書きの色紙とメッセージ、花束を贈った。これを受けての総領事訪問。
この日、同校を訪れたスティーブン氏は、児童にキャンデーやカナダのピンバッジなどを贈り、自己紹介の後、得意科目などを質問し「カナダに来た時は英語が分かれば楽しくなる。勉強頑張って」と励ました。「頂いた寄せ書きとメッセージは大使館に飾り、みんなで眺めたい」と目を細めていた。
プレゼントを受け取った広中千映さん(6年)は、「わざわざ学校まで来てくださってうれしかった。少し英語で話して分かってもらえた」と感激していた。 (粟島暁浩)
【写真=児童代表と交流を深めるカナダ大使館総領事(右端)】
|