北海道洞爺湖サミットの会場に近い豊浦町で7日朝、サミット反対を訴える団体の約50人がデモ行進を行った。
メンバーは午前8時過ぎ、町内の公園をスタート。約2時間にわたり、「サミット反対」などとシュプレヒコールを上げながら約8キロを歩いた。デモを取り囲むように警官隊が警戒に当たったが、混乱はなかった。
また、別の団体も洞爺湖近くの壮瞥町で集会を開き、「G8が押し進める新自由主義やグローバリゼーションで、雇用不安や貧富の格差が拡大している」と訴えた。
【田中裕之】
毎日新聞 2008年7月7日 11時17分(最終更新 7月7日 13時10分)