米海兵隊普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題を検討する政府、沖縄県、関係4市町村による普天間移設協議会の第8回会合が18日、首相官邸で開かれ、代替施設の建設計画と環境影響評価(環境アセスメント)に関し、政府と沖縄県の実務者が協議する作業チームを設置することで合意した。
月内にも初会合を開く。
普天間飛行場の危険性除去策を協議する作業チーム設置でも合意した。
代替施設に関する作業チームは、沖縄側が政府の移設案修正に向けた協議の場を設置するよう要請していたことを踏まえ、政府側が提案した。
移設案の修正問題で政府は沖縄側の要求に応じる方針だが、米側の反発が強く具体的な協議が進まない状況が続いている。沖縄側は、名護市のキャンプ・シュワブ沿岸部に滑走路2本をV字形に配置する代替施設を沖合にずらす修正を求めている。
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