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「西鉄バスジャック思い出した」逮捕の少年＜7/18 6:36＞

　愛知・岡崎市の東名高速道路で１６日に起きた高速バス乗っ取り事件で、逮捕された山口・宇部市の少年が「親を困らせる方法を考え、母親から聞いた『西鉄』のバスジャック事件を思い出した」と供述していることがわかった。

　逮捕された中学２年の少年（１４）は、親の金を持ち出して家出した後、事件前日の最終の新幹線で名古屋に入った。警察の調べに対し、動機について「女子生徒との交際トラブルや、それに絡む借金をめぐって親に罵倒（ばとう）され、家庭をめちゃくちゃにしようと思った」などと話しており、その方法については「名古屋に来てから、子供のころに母親から聞いた西鉄のバスジャック事件を思い出した」などと供述していることがわかった。また「東京で巨人戦を見たかった」と話しているほか、現在は「親には会いたくない」と話している。

　警察は、少年が親への恨みから短絡的に犯行に及んだとみて捜査している。

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