12日の理事会、評議員会で日本サッカー協会は、07年度決算を承認した。一般会計は事業活動収入が不振だったが支出も抑え、1427万718円の黒字。特別会計を含む全体の当期収支差額は9077万8081円の赤字で、5億1590万6191円を翌年度に繰り越した。
予算で164億円を見込んでいた一般会計の事業活動収入が154億円余りにとどまり、協会側は「日本代表戦などで平均観客数を4万人と見込んでいたが、3万人程度になったのが原因」と説明。
また170億円以上の規模になっている08年度予算の実現性について、「日本代表の入場料収入などが含まれる代表関連事業がポイント。努力が必要」との見方を示した。