桜井淳カリフォルニア事務所のブログ

米国の大部分の州には空軍と陸軍の基地が設置されています。特に、東部と西部の大都市周辺には、その他、海軍・海兵隊・沿岸警備隊の基地が設置されています。桜井淳所長は、西部拠点のひとつのサンフランシスコ周辺の軍事施設の見学を繰り返しています。

アル・ゴア『不都合な真実』(ECO入門編、ランダムハウス講談社、2007)に拠ると、ロニー・トンプソンは、65万年前から1年ごとの、氷中に閉じ込められた炭酸ガス濃度と地球平均温度との相関関係を調査しました。その結果、平均地球温度は、10万年周期で、マクロに平均化すれば、ノコギリ波状に変化し、過去10万年間は、徐々に温度が下がる傾向にありました。しかし、20世紀半ばから、過去のパターンと異なる傾向が生じました。それは、炭酸ガス濃度が、従来のノコギリ波の形から逸脱し、急上昇し、温度も上昇傾向にあるということです(同書47P)。これが炭酸ガス濃度上昇に伴う温暖化の根拠になっています。20世紀半ばまでは、むしろ、地球温度は、下がり続けてきたのです。

桜井淳所長は、学問的には、非常に厳しく、学会口頭発表・学会論文誌論文投稿・大学講演及びそれ相当の価値のあるもの以外は、まったく相手にしていません。桜井所長に拠れば、学問的に真実であるか否かは、関係する学会論文誌に論文を投稿すれば、査読を経て、すぐに分かるそうです。それ以上でも以下でもないそうです。

大変申しわけありませんが、このブログでは、"アメブロ読者"の申し出を受け付けていません。ごく普通に見ていただくことには、支障ありませんが、特別な形式は、認めていません。

桜井淳所長のレクチャーを基に、ちょっとした物理学の話をします。北半球では、風呂や台所の吸い込まれる水の渦は、左巻き、それに対し、南半球では、逆に、右巻きになります。その原因は地球の自転に伴うコリオリ力(Coriolis' force)によるものです。岩波書店「理化学辞典」(第3版7刷)によれば、「回転座標系の運動物体にだけ働く見かけの力で、慣性系に対する座標系の角速度ωが一定ならば、遠心力を除いたものがこの力になる」(p.472)とあります。桜井淳所長に拠れば、日常生活の中に、いたるところに、物理学があるそうです。