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2007年9月19日 (水)

最近のチンパンジー学から家族を考える

 総選挙・政界再編の「嵐の前の静けさ」と言うのだろうか?

 自民党総裁選も福田圧勝で決まりということもあり・ワイドショーなども特にタレントのスキャンダルも無く手持ち無沙汰である。

 ギャル曽根ちゃん1人が大活躍というところか?(笑)

 でも

 拙者にも活躍の場ランキングを与えてね!(笑)

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 さて

 最近の新聞を見るとチンパンジーについての研究で新しい発見が続いているので、紹介してみようと思う。

 いやいやいや・・・・

 「政治に動物の話題は・・・」

 と言うなかれ!

 左翼のフェミニズムに対抗するには是非とも必要な知識となるものであるから・まずはお聞きいただきたい。

 

 14日【産経抄】チンパンジー

 12日朝日新聞 チンパンジー パパイア盗んで雌に「贈り物」

 これは

 野生のチンパンジーを観察した結果、英国・日本の各大学の研究所が

 「雄が特定の雌にパパイアの贈り物をしている」

 (若くて多くが発情中の雌)

 のを発見したのである。

 「人間も同じことをしているではないか?」

 と言われるかも知れないが

 チンパンジーの婚姻形態は乱婚なのである!

 人間の男女のように・特定の恋人や配偶者が決まっているわけではなく

 出合った異性の誰とでもHするのである。

 だから生まれて来た子どもはどの雄のものか分からないので

 「(雄が雌に)贈り物をする意味が分からない(必要もないはず)?」

 と思われていたからだ。

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 ちなみに

 所有という観念を嫌う左翼は

 チンパンジーの仲間である平和的なボノボ(ピグミー・チンパンジー)をさらに高く評価している。

 

 霊長類の婚姻形態を並べると

 チンパンジー 乱婚

 ↓

 人類      一夫一妻(ときどき浮気!笑)

 ↓

 ゴリラ     一夫多妻

 ということになる。

 ただし

 人類は、ややゴリラの一夫多妻制に近い。

 そして

 雄の睾丸(Kintama)はチンパンジーが1番大きく(体重比)

 ゴリラに近づくほど小さくなる

 (人類はその中間)

 ゴリラの多数の雌は1匹の強い雄ゴリラとハレム(後宮)を作るから・交尾する相手は固定しているからだ。

 反対にチンパンジーは

 乱婚なので各雄は「自分の遺伝子を残す」には

 強い精子 を雌に送り込まなければならない!

 競争相手が多いからだ。

 それには睾丸(Kintama)を大きくして 強力な精子 を製造しなければならない!(笑ってはいけない・・・彼らにとっては真剣なのだから・笑)

 これが乱婚のチンパンジーの睾丸が大きい理由である。

 これを Sperm Competition 精子間競争と言う。

 

 だから

 今回のチンパンジーの行動の新しい発見は解釈不可能なのである!

 人間の夫なら

 「自分の子どもを産んで・ちゃんと育ててほしい・・・」

 と(あなた方がやっているように・・・笑)妻に贈り物をするのは

 理由がハッキリしている。

 しかし

 チンパンジーは乱婚(他の雄とも自由にHする)だから

 贈り物をしてもその雌の子どもが「自分の子ども」とは限らないのである?

 (神のみぞ知る)

 これがよく分からない?

 強いて拙者が推論すれば

 乱婚 → 一夫一妻

 への過程にあるのであろうか?チンパンジーも・・・?

 と言うことは

 「一夫一妻制の家族は1番進化した婚姻形態」

 ということが出来るのではないのか?!

 左翼の皆さん!(笑)

 

 もう1つ・チンパンジーの話題がある。

 朝日新聞 問題解決法のまね 2歳児が猿に圧勝!

 簡単に言うと

 空間的記憶や数量・因果関係に関する認知能力では

 チンパンジー・オランウータンと人間の幼児はほぼ同じであったが

 問題解決法や他者の意図の理解などの社会的な学習能力は

 人間の2歳半の幼児の方が圧倒的に高かった!

 そうである。

 「人類はマネる能力が高い!」

 と言えるのであるが

 2歳半のその時期は「母親の行動を真似(マネ)る時期」なのであり

 授乳と合わせて・特に長い人類の育児期間の長さは「家族の重要性」を間接的に証明しているのではないだろうか?

 

 以上・最近の新聞でチンパンジーの行動の新しい発見が続いたので

 保守の立場で述べてみた。

 たしかに拙者は専門家ではない。

 飛躍が過ぎるなら・お許しいただきたい。

 しかし・少なくとも

 左翼の言うような

 「家族を解体して自己決定する個人主義を!」

 「結婚制度を廃止してフリーセックス(乱婚)を目指せ!」

 とは正反対の研究結果が出た!

 ということは言えると思う。

 

 では

 家族も大事ですがクリックも同じく大事です!(笑)

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コメント

三介(inavat)さま
 お久し振りです。
 日本神話にはストリップの神さままで出てきますから、以外に日本人はハレンチ民族なのかもしれません(笑)。
 今回は玉の話でしたが
 サオでも面白い話題がありますから、この次はその記事でも面白おかしく書くことにします(笑)。

投稿 柳生すばる | 2007年9月26日 (水) 23:41

お久しぶり、楽しい話題ですね。

ルイス・フロイスというおッちゃんが、戦国時代に来て、びっくりしたそうです。
わが欧州では妻が離別するのは恥辱やけど、日本では意のままに幾人も離別し、名誉も失わず、また再婚も可!、
わが欧州では夫が妻をが離別するのは普通、日本では逆にしばしば妻が夫を離縁する。
と。(「ヨーロッパ文化と日本文化」)
確かに「トリスタンとイゾルデ」や「魔のんレスコー」とか読んでると、欧州の恋路[固意地・維持?]は厳しそうです。

あるいは、宮本常一の「忘れられた日本人」やったかな?
5か条のご誓文が出た時、大阪南部の農民は喜んだそうです。
お盆の時にしか出来へんかった「乱交」が、いつでもできる!、と。
「官武一途庶民にいたるまで、おのおのその志を遂げ、人心をして倦まざらしめんことを要す。」
この「志」を、ついつい「好い様に解釈」シタミタイ・・。
昭和前期や(或いは戦後も?)若者宿や娘宿[村の出会い系慣習制度]があった様で。「伊勢物語」や「源氏物語」の世界は庶民のエロス生活の中に脈々と、受け継がれていたみたいです。
まあ、お金持ちも、政略結婚と共に、
本当の恋愛を満たすべく、色々いちゃつく手法を手放しなかったでしょうけど。

ほなね~。

投稿 三介 | 2007年9月26日 (水) 18:35

shinik30さま 
 京都大学人類学研究室で学んだ滋賀大学の黒田教授も
http://www.shc.usp.ac.jp/kuroda/reconsider.html
 「類人猿の食物分配は、独立個体間にも頻繁に生じしかも<惜しみ>が見られることで、多くの動物に見られる親から子への給餌行動や求愛行動の一環としての食餌行動と区別できるし、しなければならない」
 と言っていますよ。
 産経や朝日の記事でも
 「愛の代償に?熟れたパパイア」(産経のタイトル)
 「(交尾を通じて日ごろ親しい女性への贈り物を欠かさないようだ」
 「交尾したり、互いに毛づくろいをしたりして・・・」
 とあるように
 昆虫などの一過性のプレゼントではなく・継続して行われるもののようです。
 昆虫は毛づくろいなどしませんからね。
 
 「精子間競争とプレゼント競争は別に相反するものではない」
 なら何故
 人間もゴリラも精子間競争をやらないんですか?

投稿 柳生すばる | 2007年9月24日 (月) 23:07

>「8個体以上のメスと交尾すれば,平均1腹以上の自分の子を残すことができます」?
>こんな数学成り立ちませんよ!(笑)
>例えば

>私なら「多数の男性にモテる浮気性の美人」はパスして
>「浮気しない真面目な醜女」の方を選びます。
柳生すばる氏が「浮気しない真面目な醜女」好みなのは分かりましたが,
(だいたい「浮気しない真面目な醜女」がいなかったらどうするんですか?)
現実の進化では「多数の子供を残せる行動」が進化します

>チンパンジーの精子は430億個
>1時間に1回の射精を5時間続けられるが・貯蔵されている精子の半分しか使わない。
>チンパンジーは(あなたの言うように)
>精子間競争とプレゼント競争を両方やるのでしょう?

精子間競争とプレゼント競争は別に相反するものではありませんよ
チンパンジーがいくら多くの精子を作れても交尾できなければ意味がありませんね

より多くのメスに,あるいは1個体のメスに対してより多くの回数,
交尾できるような行動は進化しうるでしょう
その行動のひとつが「求愛給餌」だということです

最初に紹介したハルノオドリバエも,
メスは複数のオスと交尾しますし,
オスは精子間競争を有利にするために「求愛給餌」するんですよ

投稿 shinik30 | 2007年9月24日 (月) 20:07

shinok30さま
 あなたは動物学者かと思いましたが、今回のコメントを読んでガッカリしました。
 「8個体以上のメスと交尾すれば,平均1腹以上の自分の子を残すことができます」?
 こんな数学成り立ちませんよ!(笑)
 例えば
 私なら「多数の男性にモテる浮気性の美人」はパスして
 「浮気しない真面目な醜女」の方を選びます。
 8人の中の大穴よりも1人の本命を狙います。大穴なんて滅多に来ませんよ!(笑)
 
 私は動物学や進化論の素人ですが
 「乱交の生物学」T・バークヘッド 新思索社 の127pには
 「チンパンジーの精子は430億個
 1時間に1回の射精を5時間続けられるが・貯蔵されている精子の半分しか使わない。
 一方・人は24時間の内に6回射精すると精巣に貯蔵されている精子は枯渇してしまう」
 と書いてあります。
 なお126pには
 「人の精子は約3億5000万個」
 の記述があります。
 要するに
 チンパンジーは人より遥かに
 精子間競争が激しいのです!(単純計算で12倍以上)
 それに
 ゴリラはメスの獲得競争を腕力で競います。
 人間は社会的地位と外見です。
 どちらもチンパンジーのような精子間競争はしておりません。
 それなのになぜ
 チンパンジーは(あなたの言うように)
 精子間競争とプレゼント競争を両方やるのでしょう?
 丁度
 ゴリラが筋肉隆々たる体と孔雀のような綺麗な羽を持って、メスにアピールするようなものです。
 どう見てもこれはおかしいでしょう?
 だから
 乱婚でありながら・一夫一妻制を思わせる”親密な関係”の両方を演じるチンパンジーは理解不能と言うのです。
 それとも・これも
 素人考えなのでしょうか?

投稿 柳生すばる | 2007年9月24日 (月) 01:17

>私が「理解しかねる」というのはそのことです。

多くの人に理解できることを柳生すばる氏が理解できないのは考え方が間違っているからです
正しい問いが立てられないから正解にたどり着けないのですよ

メスが平均して8個体のオスと交尾しているのなら,
交尾相手のメスが産んだ子が自分の子である確率は1/8ですね
ということは,8個体以上のメスと交尾すれば,平均1腹以上の自分の子を残すことができます

例えば,贈り物によってメスと交尾できる確率が上がり,16個体のメスとの交尾できれば,
平均2腹の自分の子を残すことができます
逆に,贈り物をしないせいで他のオスに交尾の機会を奪われて,4個体のメスとしか交尾できなければ,
平均0.5腹しか自分の子を残せません

交尾機会を増やすことによるメリット(自分の子を増やす)が
贈り物にかかるコスト(餌を得るための危険など)を上回れば,
「求愛給餌」は進化しうるでしょう

投稿 shinok30 | 2007年9月23日 (日) 23:20

shinok30さま
 確かにあなたの言うことにも一理あります。
 しかし
 ではあなたは・あなたの奥さんが7・8人の男と浮気しているとして・その奥さんが産んだ子どもをあなたの子どもと思いますか?
 養育費を払いますか?
 危険を冒してまで・・・
 私が「理解しかねる」というのはそのことです。

投稿 柳生すばる | 2007年9月23日 (日) 17:50

>雄のチンパンジーが盗み出したパパイアを発情中の雌に与える行為が
>アフリカのギニアでみつかった。雄はその後、交尾したり毛づくろい
>をしてもらったりすることが多かった。こうした見返りを期待した
>「贈り物」を使う行動が、人間以外の霊長類でみつかったのは初めて。
http://www.asahi.com/science/update/0912/OSK200709110071.html

そもそも,柳生すばる氏が元にした朝日新聞の記事の記述があやしい
「人間以外の霊長類でみつかったのは初めて」ではないから,
おそらく朝日の記者が論文のイントロを読み損なっている可能性が高い

チンパンジーの食物分配の研究はこれまでもいくつかあって,
例えば,タンザニアのゴンベの野生チンパンジーの長期記録では,
餌場のバナナの分配において最も多いのは母親から子供への分配だけど,
非血縁者間の分配(全体の14%)のうち73%はオトナのオスからオトナのメスへの分配だった
また,肉の分配は約80%がオトナのオスからのものであり,
発情したメスは発情していないメスよりも多くの肉を手に入れている
さらに,多くの肉を手に入れたメスは
手に入れることができなかったメスよりも平均して多くの子供が生き残っている
(参照「第5章 チンパンジーの雌雄」in 文化の起源をさぐる—チンパンジーの物質文化 (単行本) .
 ウィリアム・C. マックグルー (著), William Clement McGrew (原著), 足立 薫 (翻訳), 西田 利貞 (翻訳),鈴木 滋 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/%E6%96%87%E5%8C%96%E3%81%AE%E8%B5%B7%E6%BA%90%E3%82%92%E3%81%95%E3%81%90%E3%82%8B%E2%80%95%E3%83%81%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%81%AE%E7%89%A9%E8%B3%AA%E6%96%87%E5%8C%96-%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BBC-%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC/dp/4521010016

>私も「求愛給餌」のあることは知っていますよ。
>しかし
>昆虫の交尾と霊長類の交尾は違います。

チンパンジーの「贈り物」が交尾などの見返りを期待した行動であるなら,
オドリバエやガガンボモドキの「求愛給餌」「婚姻贈呈」と本質的には同じですよ
「危険を冒してでも,交尾のチャンスを増やす」行動なわけですから,
進化的には同様な現象だと説明できますね

少なくとも,
>生まれて来た子どもはどの雄のものか分からないので
>「(雄が雌に)贈り物をする意味が分からない(必要もないはず)?」
>と思われていたからだ。
という柳生すばる氏の解釈が的外れなのは明らかですよ

投稿 shinok30 | 2007年9月23日 (日) 15:18

shinok30さま
 私も「求愛給餌」のあることは知っていますよ。
 しかし
 昆虫の交尾と霊長類の交尾は違います。
 霊長類は社会的動物だからです。
 産経新聞12日の1面記事で京都大学の松沢教授も
 「チンパンジーはフリーセックスで、交尾を通じて日頃親しくしている女性だけに贈り物をするようだ」
 と言っています。
 愛の無い昆虫の交尾と
 愛のための霊長類の交尾は
 目的がまったく違います。
 ソープで料金を払うのと
 恋人にダイヤをプレゼントするのは違うでしょ?

投稿 柳生すばる | 2007年9月23日 (日) 12:02

>チンパンジーの婚姻形態は「乱婚」なのである!
>人間の男女のように・特定の恋人や配偶者が決まっているわけではなく
>出合った異性の誰とでも”Hする”のである。
>だから生まれて来た子どもはどの雄のものか分からないので
>「(雄が雌に)贈り物をする意味が分からない(必要もないはず)?」
>と思われていたからだ。

>今回のチンパンジーの行動の新しい発見は解釈不可能なのである!
>人間の夫なら
>「自分の子どもを産んで・ちゃんと育ててほしい・・・」
>と(あなた方がやっているように・・・笑)妻に贈り物をするのは
>理由がハッキリしている。
>しかし
>チンパンジーは乱婚(他の雄とも自由にHする)だから
>贈り物をしてもその雌の子どもが「自分の子ども」とは限らないのである?

雌が複数の雄と交尾する種でも「求愛給餌」は普通に見られますよ
「解釈不可能」ではなくて,柳生すばる氏が「精子競争」の意味を理解していないだけでしょう

>オドリバエ科という種類のハエは150属3,700種余りからなっており、色々な種類が
>いるが、いずれも小さいながら獰猛なハンターで自分の体より大きい虫に襲いかかる
>ものも多いが、この仲間は‘求愛給餌’をする昆虫として知られている。その実態を
>ハルノオドリバエを例にとって見てみよう。
>これは3月下旬に西日本の平地の雑木林に現れるハエで、その雄は飛んでいるユスリカ
>などを見つけると、それに襲いかかり長く伸びた口吻(こうふん)でつついて獲物を
>殺して捕らえる。このようして餌を捕まえた雄たちは雑木林の中の空地の上空5〜6
>メートルの一定の空間に集り群れとなってゆっくり飛び回る。交尾しようとする雌がこの
>中に入ってくると、雄はそれに殺到する。雌はその群から離れるように一匹の雄を
>従えて上空に向かう。雄が雌に追いつくと、両者はもつれ合うようにヒラヒラと落下
>する。この間に雄は雌を抱きかかえ獲物を贈る。この態勢が整うと、両者はゆっくり
>と水平に飛んで木の枝などに静止して交尾を続ける。雄は前脚で枝につかまり、雌は
>獲物に口吻を突き刺して体液を吸収する。餌を吸い尽くすと交尾が終わり、両者は
>別れていく。
>この種の雌は自分で餌を取らず、雄の給餌に依存しているので、複数の雄と繰り返し
>交尾して、栄養を補給しているという。また、このハエの場合、贈物を持たない雄は
>結婚の資格がなく、交尾に成功した例がないという。
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/1566/zuisou_3.html
ツマグロガガンボモドキの例
http://icb.oxfordjournals.org/cgi/content/abstract/24/2/367

投稿 shinok30 | 2007年9月23日 (日) 07:37

ななしの経営者・さま
 ボノボは食料が豊富なところに住んでいますから、人類の環境の方が過酷だったとも言えるでしょう。
 ただ生物の進化のさまざまな過程を今の人間が忘れ・勝手なことをしている。それが現代の憂うべき現実となっているようです。

投稿 柳生すばる | 2007年9月20日 (木) 23:26

 人間がこれほど大脳新皮質がでかくなり、発達した原因は過酷な自然環境の中で発達してからでしょうね。勉強したからではないですよね。アマゾンのジャングルで生まれた子供を現代社会で育てても何の問題も無く能力の衰えもなく生活できます。
 そう考えると我々のご先祖様が脈々と蓄積してきた知恵、伝統、家族の形態に答えがあるように思いますね。
 

投稿 ななしの経営者 | 2007年9月19日 (水) 22:50

田舎のダンディ・さま
 いつもながら・見事な分析です。
 「他人の振り見て我が振り直せ!」
 という単純なものではなく
 「なぜ・人間とチンパンジーが別々に作られたのか?」
 ということも考える
 と言うことだと思います。
 「人間はこんなに利口になって幸せなのか?」
 という問いが最近の脳科学の行き着いた所です。
 これについては・改めて書きます。

投稿 柳生すばる | 2007年9月19日 (水) 22:12

>飛躍が過ぎるなら・お許しいただきたい。

飛躍は、素人に許された最大の特権です。しかし、飛躍出来ない専門家から、優れた発見や発明や理論は生まれない。動物の行動学から、人間社会の本質に切り込むのは、柳生隠密の秘法です。時には当ることもある。

柳生理論:チンパンジーの類が進化して人間になったに違いない。その行動を見れば、人類の行動のルーツが分る。
私の考え:チンパンジーと人類は別個に神様(に相当する方)が造った。その行動を見れば、人類がいかなる行動を取るべきかを学ぶことが出来る。

左翼理論:人間の知恵は無限で、神様相当のものは要らない。互いに相手を尊重し、相克を生まない枠組みが平和を作る。人命に勝る価値はない。
オタク理論:進歩発展を求める強制が軋轢を生む。迷惑を掛けなければ、どう生きようが自由。
柳生理論:神様相当の方に導かれなければ、人間はどこに行くか分らない存在だが、自助努力で問題を克服しようとする生き方が大切。人命より大切なものがある。
私の考え:生き方は自由だが、神様相当の方の意思に沿った生き方をしたい。軋轢は避けたいが、進歩発展の元でもある。人間は生まれ変わる存在で、人命は大切だが生き方の方がより大切。左翼個人主義も許されるが、天の意思に沿わないことが死んだ後で分る。

飛躍を恐れぬ素人でなければ語れない、私の勝手な見解とスタンスです。

投稿 田舎のダンディ | 2007年9月19日 (水) 19:15

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