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北海道洞爺湖サミット:行進で「サミット反対」 横断幕掲げ

反サミットを掲げてデモ行進する参加者=胆振管内洞爺湖町で15日午後3時55分、金子淳撮影
反サミットを掲げてデモ行進する参加者=胆振管内洞爺湖町で15日午後3時55分、金子淳撮影

 北海道洞爺湖サミット(7月7~9日)を控え、道内の市民団体などでつくる「反G8サミット北海道(アイヌモシリ)連絡会」が15日、サミット会場の地元である胆振管内洞爺湖町でデモ行進を行った。伊達署によると、同町内で反サミットのデモ行進が行われたのは初めて。

 連絡会は3月、反戦団体や反グローバル団体などが設立。「G8各国が戦争や貧困などの問題をつくり出している当事者」などとしてサミットに反対している。

 デモには市民団体代表者ら約15人が参加。国道230号の西山火口観察台から洞爺湖畔まで約3キロを、「反G8洞爺湖サミット」と書かれた横断幕やプラカードを手に行進した。デモには警察官約10人が同行したが、トラブルはなかった。

 連絡会のメンバーはサミット期間中、伊達市のキャンプ地に宿営する。サミット初日にはキャンプ地から洞爺湖畔までデモ行進を行う予定という。【金子淳】

毎日新聞 2008年6月16日 北海道朝刊

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