サミット反対派が会場周辺でキャンプ 3千人規模7月の主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)に反対する市民団体などが、サミット主会場となる洞爺湖町周辺に3カ所、計2000-3000人規模のキャンプ地を設け、大規模な集会やデモ行進を行う準備を進めている。 昨年のドイツ・ハイリゲンダムサミットでは反グローバリズムを訴えるデモ隊と警官隊の激しい衝突があった。警備を担当する道警が動向を注視する中、団体側は地元の理解を得ようと、利用方法などについて自治体との調整を続けている。 伊達市内に約2000人を収容できる牧草地(約1ヘクタール)を確保したのは道内の市民団体などでつくる「反G8サミット北海道(アイヌモシリ)連絡会」。全国の団体が集まる「G8サミットを問う連絡会」も、豊浦町のキャンプ場と壮瞥町のスキー場に合わせて500-1000人が利用可能なキャンプ場を設置する。 7月7-9日のサミット期間を中心に、国内外の非政府組織(NGO)や市民団体が集まり環境や人権、平和に関する集会やコンサートを開くほか、洞爺湖畔を目指したデモも計画されている。
【共同通信】
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