7月6日午前11時30分、札幌大通公園にて、羽田空港の入管で一時拘束された韓国人活動家5名の声を拾うことができた。彼らは現在でも入国を拒否されている他の韓国人活動家の即時入国を求めている。西6丁目付近では、昨日に引き続き多様な市民グループや運動団体による活動が行われている。
話を聞けたのはハン・ヒョングンさん。韓国全国金属労働組合(民主労総傘下団体)の対外協力局長。ハンさん一行は、羽田空港を経由して7月4日午後2時に来日した。入国審査では審査手続きとして指紋と写真をとられ、その後提示したパスポートを没収された。5人は、別の場所に連れて行かれ、一人ずつ別々の部屋に入り審査官の質問を受けた。その後入国後の日程を聞かれ、日程表を見せて説明した。特に、7月5日の集会とデモに参加するかどうかを念入りに聞かれたとのこと。
審査官の対応は5人の間では異なっていたようだが、ハンさんは比較的紳士的な対応を受けた。審査の結果を待つまでが長く感じられたという。
ハンさん一行は、同日午後7時に入国許可を受けた。しかし、同じく韓国から新千歳空港に到着した別の一行は現在に至るも入国許可を受けられない状態がつついている。この事態にたいして、係留中の韓国人活動家の即時入国を訴えていくという。
不当性を唱える予定。また反G8サミットを掲げる人たちと協力して平和的な集会を作り上げていくとのことだった。
抗議集会は西6丁目で本日午後6時まで続けられる。
(GPAM)
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