宮崎あおい(22)が主演するNHKの大河ドラマ「篤姫」(日曜午後8時)が高視聴率をマーク、快進撃を続けている。第1回から20%を割ったことがない。
4月の新番組スタートで話題になった仲間由紀恵の「ごくせん」(日本テレビ)やキムタク(木村拓哉)の「CHANGE](フジテレビ)も視聴率戦争という面では宮崎に「完敗」だろう。
芸能記者がいう。
「スタート当初は視聴率も20%前後で苦しい状況で宮崎もぎこちなかったが、回を重ねるにつれて視聴率もアップ。ずっと24・5%をキープしている。宮崎の可愛らしさがオヤジの心をつかまえたのでしょう。『篤姫』マニアもいるそうです。それと人気の秘密は脇役です。これを抜きには語れない。8月になると皇女・和宮役の堀北真希も登場するので、また上がるでしょう。30%はいくんじゃないですか。スタッフも自信をもっていますよ」
ところが、好視聴率とは裏腹にここにきて宮崎の評判が極端に分かれてきている。
「最近、スタッフとの摩擦が囁かれています。『篤姫』には演出を担当するディレクターが何人かいるが、若いのとぶつかって、配置転換を要求したという話を聞きました。言葉づかいも横柄になってきたといいます。もともと、そうでしたから無理もないでしょうが、あまり増長すると叩かれますよ。まだ22歳でしょう‥。ドラマが当たっている時は廊下の端を歩けという言い伝えあるくらいだから。おごるなということです」(芸能記者)
そういえば宮崎は2年前の朝の連続テレビ小説「純情きらり」でも、ベテランディレクターとぶつかったことがあるという。生意気なのか、頑固なのか。
オヤジ族には「可愛い娘」と評判がいい反面、こんな声もとくに女性に多い。
「童顔とやっていることが、差がありすぎるのではないでしょうか。あの若さで電撃結婚したり、私生活とのギャップが気になる。どうも好きになれません」
出る杭は打たれるという。宮崎あおいも、その例に漏れないようだが「篤姫」役もそれだけ人気が出てきたということ。
あるテレビ関係者がこう言っていた。「彼女の演技はまだまだで、脇に助けられ引き立てられているのは否めない。ただ、彼女なりに深く役を理解しようと努力はしているのでは。それは傍目にも分る。役に取り組む謙虚さは必要でしょうね」
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