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縁。いろんな結びつき。

07/12

Sat

2008

甘いポタージュ

なんか何かと書くもの多くて参っちゃいますね(笑)。

楽しくいくしかない。何事も。実際書くの好きだし楽しいし。それは、よかったなぁと自分では思う。
何か、自分を奮い立たせるものがあるってのは、いい。

わたしはなんと言うかすごい「原作へのこだわりが強い管理人」だという自覚があるんですが、そうですね・・・それゆえの発言とか多いんですが、そしてそれに対して「くたばれ!」とか「リボーン夢界から消えろ!」とか結構ブーイングがきたりもしますが(笑)、何だろ、あんまり自分を突き崩してくれる「論」をもちかけてこられたことがないなぁと思う点としては、「原作原作言ってるけど、果たしてレベッカの書くドリームがどこまで原作に忠実なのか」というきわめて客観的な論を持ちかけられたことがない、ということでしょうか。これ、無記名のフォーム閉じる前に持ちかけられたら面白かったなぁ、なんて思います。一見どんなに辛らつに見えても、わたしにとって批判って面白いものです。うん、だから面白くなかったらそれはたいてい批判じゃないです(笑)。そのへんは、わかる人にはわかります。

原作に「こだわらないと嫌だ」という考え方が私だとすると、そういうのを考えることは「意味のないことだ」と思う人が大半かな、と思います、同人だったら。でも、それは互いに反しても、どっちがただしいとかそういう問題にはならないと思う。どっちも正しいと思う。だって自分が信じてることなんだもん。どっちかを相手が強制するのは横暴だと思いますね。

だから自分の嗜好や感情、感覚で相手をけなしてつぶしにかかったとすれば、その時点で「議論」としてはその人の負けだと思います。それこそ自分のブログで語ってる分にはいいけど、直接持ちかけるんだとしたら、ね。論題選別ミスというか。議論にならないでしょう、嗜好や趣味っていうのはいっぱいあって、基本的にいっぺんに成立するものでもあるから。もし成立しなかったら、みんな同じこと考えてなきゃいけないってことだよね。もしくは、誰かが我慢しなくちゃいけないってことだよね。それはあまり理想的な形とはいえないと思います。

論理って「どっちも成立」したら、ぜんぜん違う二つの事柄があってもその二つは「矛盾」しているわけではない、んですよね。
ひとつがあることで、もうひとつがなりたたないことが「矛盾」だから、下手するとある事柄に対して十個まったく違うこと言っても、共存できれば十個とも矛盾してることにはならないというか・・・・・・矛盾って言葉は、一対のことを言うんだろうか・・・ともかくも、「りんごは赤い」と「りんごは甘い」どっちも成り立ちますもんね。



けど、私は「原作にこだわる」と断言してるわけなんで、「じゃあどの程度原作にこだわってるか論証しよう」というのは、ある意味でいえば面白い話だなと思います。
なぜって、はっきりした「教科書」があるからですね。原作のコミックスという名の教科書。中立な、客観的な根拠があるわけなので、それを使ったら結構面白い議論になるとは思います。ただ、それは何だろう。私の任意の元でやらないとかなりヘンタイ趣味っぽいですが(笑)。ただ、そういう感じのことで、友達同士でああだこうだ言うのは好きです。リボーンの話になったら、よくやります。互いの作品持ち出して、このエピソードはこういうつもりでこうしたんだけどー、とか言い合いつつ(笑)。

たとえば、「○○が原作っぽくないように見える。彼はもっと残酷だと思う」というように意見をもらったとき、「あ、そういう側面のアプローチが足りなかったかな」と思ったり気づいたりします。また、「彼ってそっか、もっとサディストだったっけ(笑)」みたいな発想にいきついたりもします。

これは、面倒くさくも見えそうですが面白いことで、つまり原作を読み直して、あらためてキャラクターに対する認識を深められます。いろいろ考えて、自分の中でそのキャラが生きてくるのって、すごいうれしいことです。

あと、あれですかね。「何巻何話目何ページ目何コマ目のこのせりふを見てこれを連想した」、とか、「こういうキャラだと思った」、的なアプローチも結構面白いです。リボーンはほんっとうに芸が細かいんで、いっぱい読み込めば読み込むほど味が出てくるというか充実感味わえるというか。

・・・読み方って人によるんであんまり「こうだ!」とかはいえないと思いますけど、でも、自分が読みこんで検証したことを発信するとき、そこに反応してくださる方がいると、「ああ、サイトやっててよかった」、と思います。うん、まじで。ぶっちゃけわたしの中ではそのためのサイトだ(笑)。

そのたった一人(もしくは数人)を求めてブログで語ってるわけなので、確かにブログは結構偏ってるっていうか、もしかしたら偏ることが一種の目的ではある側面もあります。

もう原作にめろめろで暇さえあればコミックスやジャンプひらいてこのコマの背景がどうとかこのせりふはこうとかこの配置はどうとかやるのが楽しくてしょうがないというか。
興ざめな話かもしれませんが、夢小説は、たぶんけっこうそのへんにのっとって描いてるところはあります。

それで、とにかく原作を読む(笑)。それで原作についてひたすら語る。このページから察するに、とか、このせりふから察するに、とかそういう部分から・・・妄想というよりは「検証」してみるわけですね。まぁ本当のところなんて、一読み手にはわからないけれど、でも面白いすよ。

それで、「あ、こんな小道具あったの」とか。いや、つまんないと思う人もいるかもしれないし、ばかばかしいと思う人もいるかもだけど、それが真剣に面白いという人もいるんですよね(笑)。ネットって、自分と違うひともいっぱいいて面白いけど、自分と同じように考えているひとにも出会えるから好きです。

もう原作が好きで好きで仕方ないというか。で、このブログは、夢小説の話をするときは、もしかしたらそういうひとのためのブログになるんだと思う。リボーンは特に「少なそう」だけど。でも、言ってみないとわからないから。

だから、この日記に文句つけるだけたぶん不毛なのはそういう部分だと思います。
誰かを中傷するようなことは言ってないし、むしろそうやって真剣に原作論議してることにたいして「しらける」とか「傲慢」とか言ってくることの方が結構ひどいと思います(笑)。
純粋な感想なんで文句は言えませんけど、わざわざ管理人に言うことでないとは、思いますし、筋が通ってるとは思えません。
むしろ夢小説を考えたいから勇気をだして意見を言ってるので、そうですね・・・こればっかりは、「反対意見もあるだろう」とわかった上であえて、言っているわけなので、この先誰に何を言われてもわたしの覚悟の範疇を超えない、というのはありますね。

・・・まぁ「マニアック」かもしれないけども、原作に描いてあることっていうのは一応意味があることで、そこにその作品やキャラクターならではの魅力や世界観や作り手の何らかのメッセージが凝縮されているわけだから、そのへんは大事にしたいというのがレベッカの本意ですかね。

うーん、でもそれは個々のひとの考え方の問題だと思う。別にビジュアルとか口調とか、ちょっとした小道具役柄がいいなぁって思ってさらさらっと書いてみたいひともいるし、コラージュしたい人もいるし。芸術家にいろいろいるのとおんなじじゃないかな、と。そして、互いに干渉しあわない古代都市。でもいいんじゃないの、たとえばコラージュが好きな人が、「原作重視が多いけど、ドリーム界はもっとパラレルやトリップが強くてもいいんじゃないか、ちょっと個々の人のオリジナリティが弱すぎる」と主張したって、わたしは怒りません。むしろ尊敬の目で見つめると思います。だって、そういうこと言い合わないとその魅力がわかんないし、互いに引き立てあわないし。愛情も浅いおもしろおかしくさしさわりのない味気ない場所になってしまうでしょ。勇気がいることだよ。サイトの管理人が発言するって。自分でいうのもなんだけど。でも、意味がないことは、言わないから。

ただ、なんか「ちょっと違和感あるなぁ」と思っても、言いづらいからね、実際(笑)。言えばまぁ騒ぎになったり「傷ついた傷つけた」の話になりますし(笑)。とりあえず、でも、ためこんどくよりは言ってみたほうがいいと思ってわたしは言いますけど。
つまり、マイナーでもこういう需要がある、とでもいえばいいんですか・・・とことん原作にこだわりたいというか。


ただ、確かにかといって「排他的」になるのはそう、よくないよなぁとか、勘違いされないように、それはもう少し自分も要領よくやれたらいいなぁ、とは思います。言葉アレルギー的な場所では、ちょっと流れと違うこと言っただけですぐ「引っかかって」しまうので。すぐ「腫れ物扱い」というか。逆に、深く考えすぎじゃないかなぁ(笑)とか思ったりしなくもないですけどね。そんなしゃかりきになって悪意に取らなくても・・・スパイスがないとユーモアは生まれないと思いますよ私はね。

ただ、別に排他的になりたいわけじゃないけど、それにしても「原作を平気で踏みつけないでくれー」といいたくなるときはあるんですけどね(笑)。でも、まぁ楽しければいいと思います。
こういう場所って「癒し」なので。

むしろわたしのブログもまた、ある種の方に癒しを提供する場であって・・・どっちかというと?ここでは?マニアック向けとでもいうか・・・あ、それをエントランスに書いとくべきだったか・・・?いや、でも誰にでも言いたいんだよ私は(笑)。人は自由に選んでいいけど、わたしは誰にでも、読んでもらいたいつもりで何でも書いてる。いつでも。どんなことでも。

どうやって書いたらいいんだろうね。いや、でもマニアックっていっても、夢小説サイト管理人ブログのひとつのありかただと思うがね。2年間追求してこうなってるわけだし・・・うん、たぶんおおまかなとこはこんな感じ。・・・むしろこれしきで騒ぎになりかけたのがちと驚きですね、今となっては。

それこそ、わたしが抱く同人に対する気持ちとかって、ここでしかいえないと思う。「同人」やってるからこその思ってることとかって。
それでも、本当に信じているものが自分の中でしっかりしてるひとは、わたしが何かいてても何にも思わないんじゃないの。

夢小説の管理人さん、からは意見をもらったことあんまりないのでよくわからないですけど、あんまり夢小説の管理人さんはわたしの文章とか読んでもなんにも思わないと思う。うちの「日記」というものを見てる方自体そこまでたくさんはいないと思いますが。
「あ、こーいうひともいんのかなー」ぐらいで。わたしも、自分のサイトとか考え方の反論見ても何も思わない。私だったらむしろ自分の夢小説の書き方に対する反論とか見つけたほうが面白いな。自分が際立つじゃん(笑)。

だって、管理人さんはみんな、自分の世界を描いてるわけで、それは何があろうが真実だもの。何見かけたって揺らぎませんよ。それは私もわかるよ。夢小説かいてるんだもん。

わたしの日記見て・・・ううん、「あ、ちょっと原作の要素いれてみよっかな」とかぐらいは思うかもしれないけど、「どーでもいっか」と思うかもしれないし、私自身夢小説批判のときは特定の小説とかサイトは批判しないんで、誰が傷つくということはまずないね。

自分がけなされてると思う管理人さんもたぶんいないと思う。実際けなしてないし。何よりわたしも夢小説かいてるわけで、夢小説のこと言ってる時点で自分にも跳ね返ってるわけだし。わたしが書いてるから、思うわけよ。いろんなこと考えて伝えたくなるわけよ。

ただ、閲覧者の方からすると、逆に「ひどい!」って思いやすいのかなぁ・・・難しいね。書き手はある意味真剣なんで、こういう方面になったらあんまり「ひどい!」とかそういう観点ではものを語らないと思うけども・・・だっていいもの作りたいじゃない。あと、自分が自分を放ってるわけだから、人の考えは、単純に興味深いというか。わたしが言ってもあれか、説得力ないか(笑)。でも、そういや自分くらい批判とか日記でする管理人さんは、まず見かけたことがないかな。
語る管理人さんはたまにいらっしゃるけど、あまり鋭いこととかきわどいことは言わないかな・・・たぶん、そのへんは「配慮」なんでしょうなぁ・・・見習うべきなのか。でもそれこそ「マイナー需要」というものがあるじゃんとか思っちゃうんですけどね(笑)。


あと、書いてみないと見えないものがあったりもする。モラルの話とかはそうかな。言ってみないとどんなもんかよくわからない。そして、言わなければなにも変わらない話でもある。

たぶん、たいていの人は、言わないと思う。説教くさいし、言うと絶対角がたつに決まってるから(笑)。だけど、わたしは聞いたことあるよ。誰ともなしに。リボーンに限らないけどね。・・・「最近どんどんファンのモラルが下がってる」とか、言って嘆いているひとをよく見るよ・・・バンド、とかのファンが多いかな。たいてい「ファンの年齢層の低下」とセットなんだよね・・・若くてもしっかりしてるひともいるし、多少年いっててもあつかましいひとっていうのはいるとは思うけど、でも、やっぱり元気をもてあまして羽目をはずすことは、一概にすべて悪いとは言えない側面もあるんだろうなぁ・・・まじめ人間だったわたしにはよくわからない感覚だが。


わたし、自分もファンだから思うけど、自分の好きなものはやっぱりみんなで気持ちよく共有したいと思うから、言うだけいっとくよ。そういう部分が少しでもあるなら。

このページを見てるひとはほとんどいないけど(笑)。自分はモラルも考えてしっかりしてるって自信があったら、ひとの言うことを気にすることなんてないんだから。ただ、これも所詮わたしの考え方にすぎない、っていうのは事実だと思う。たぶん天野先生はどんなファンのことも好きだと思うから。

そうですねぇ、やっぱり、わたしは天野先生が好きですね。そして、原作が好きですね・・・原作語りまくるチャットやりたいなぁ・・・また開くか、ねぇ(笑)?もうリボーン面白い語りどころが多すぎるよ。

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