08/03/05 |
東京ミッドタウンクリニックが騙し、いじめ、中傷の不当労働行為
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東京ミッドタウンタワーで働いている皆さん。六本木をご通行中の皆さん。
私たち労働組合・東京管理職ユニオンは皆さんに、現在の東京ミッドタウンタワー6階にある東京ミッドタウンクリニックにおける経営者の誤った舵取りで陥っている状況を報告するとともに、私たちの仲間たちに対して行われている不当労働行為とそれに対する闘いを報告し、ご理解とご協力をお願いしています。
○医療で大儲けを夢見る
東京ミッドタウンクリニックは、昨年3月30日「幅広い診療科」「高度な専門性」などと謳ってオープンしました。当時は常勤の医師が14人いました。しかしすでに10人が退職しました。例えば、現在常勤の内科専門医はなんと田口院長1人しかいません。院長以外の内科医は週1〜2回のアルバイト医師です。消化器内科、婦人科、乳腺科、眼科もみなアルバイト医師です。診療科が突然なくなったり、診療時間が変更になったり、医師がころころ変わるクリニックに患者は信頼を寄せて通院することができるでしょうか。
しかし田口院長は「私は、医療者は一つの病院に長く居ない方が良いと思っている」などとうそぶいています。この発言には患者に対する思いやりがありません。
古川顧問は「医療の質」は関心がなく医療で大儲けすることを夢見ています。このようななかで、看護士、技師、事務員も3分の2が退職しました。「何が起きるか怖くて仕様がない」という情況が続いているからです。
○次から次への騙し
東京ミッドタウンクリニックは、昨年5月、1人の医師に自宅待機を命じました。これに対し、すぐに職員の中から自主的に撤回要請の署名活動が開始されました。呼びかけた職員は、入社に際しCOOや院長からの「言いたいことは言ってください」「風通しの言い職場を」などの発言があったので、経営陣にみんなの要望を伝えようとしたのです。しかしこの職員は人事から「子会社の社員は親会社の出来事(医師への自宅待機)に口をはさむべきではない。そのことが異動の理由である」と通告され、直後に異業種に異動を命じられました。
看護師の募集に際して求人誌に正規職員募集と記載されていました。しかし面接を済ませ、採用通知を受け取ったので前職を辞め、さあ出勤という時になると看護師には契約社員の雇用契約書が渡されました。
ある事務員は、求人誌の労働条件を見て条件が合ったので応募し、「雇用受入書」を受け取りました。勤務開始の日、会社から「『雇用受入書』を紛失したので『雇用契約書』にあらためて署名・捺印をしてほしい」と要請されたので信用して提出しました。しかし「雇用受入書」と「雇用契約書」は記載されている労働条件が違っていました。
○様々な組合活動への妨害
署名の呼びかけ人と見なされ、呼び出されて尋問、職場の隔離、監視が続けられた職員と、雇用契約書締結で騙し討ちにあった職員たちは、私たちのユニオンに加入して、東京ミッドタウンクリニックに団体交渉を申し入れました。
しかし証拠があるにもかかわらず前回の回答を撤回したり、居直ったりするなどの不誠実な団体交渉を繰り返しています。そして組合員に対しては組合員差別、いじめ、誹謗中傷を繰り返しています。
古川顧問は、多くの職員がいる中でユニオン組合員の名前をあげて「あいつを辞めさせてやる」等の発言を繰り返しています。このようなことに多くの職員が恐怖や不安を感じて辞めていきました。
代りに新しい職員が採用されました。看護課長は新人看護師に「辞めるナースがいるのはユニオン組合員に虐められるから」と説明をしたことが明らかになりました。物理的に職場が隔離されている組合員にそのようなことが出来るはずもありません。
古川副社長(古川顧問の弟)は、職員に「あいつは組合員だから喋るな」「近づくな」などと触れ回る嫌がらせを行っています。また組合員の勤務時間外のビラ配布について、就業規則違反とユニオンに「抗議書」を送付するなど、一切の組合活動を禁止する挙に出ています。
○安心できる職場環境が、安全で満足いく診察を保証
私たちユニオンと組合員は、東京ミッドタウンクリニックで安心して働き続けることを期待して声を上げました。約束はお互いに守ろうと要求しました。しかし東京ミッドタウンクリニックからは間接的退職勧奨が続いています。
そこで私たちユニオンは、昨年12月、東京ミッドタウンクリニックの団体交渉に対する不誠実な対応、組合と組合員に対する不利益な取扱いに対して東京都労働委員会に不当労働行為の救済申立を行いました。
私たちは、東京ミッドタウンクリニックで職員が安心して働ける環境は、安全で患者が安心して満足いく診察を受けることに繋がると確信します。そのために東京ミッドタウンクリニックに今後も改善を要求していきます。皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。
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08/01/26 |
東京ミッドタウンクリニックの経営者はクリニックを立て直す気があるのか?
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○医師・看護師たちが次々に退職
東京ミッドタウンクリニックがオープンしてから、この1月で約10か月が過ぎました。オープン前から大宣伝もしていたし、ミッドタウンで働いている方々などの中には、利用された方もいらっしゃると思います。まだ10か月目ですが、オープン当時から診療に来ている方の中には医師・看護師の顔ぶれが大分変わってきたことに気付いた方もいらっしゃると思います。なぜこのような事態が起こっているのでしょうか?
クリニックに就職した医師・看護師たちは、みんな前職を辞めて希望を抱いて来ました。そんな中で、金儲けを第一に医療事業を進めている会社に医師・看護師たちは「まずはきちんとした医療の土台作りをまともにするべきではないか」「出来もしない事を宣伝して来院した患者さんに誤解を与えているのだから、宣伝は少し控えて下さい」などと意見を言いました。そうすると責任者は「メディアが取り上げてくれるのは旬である今だけだから余計な事は言うな」などと言い、さらに業務命令と称した左遷や陰湿なイジメを行い、不可解な医師の退職が続くなど、例を挙げればきりがないことを続けています。
○トップから無責任
このクリニックはまともな医療をする考えはないのでしょうか? クリニックの理事長であり、医療スタッフのトップでもある田口淳一院長自らの無責任な対応に職員はみんなが呆れています。つい先日も看護士が、院長が診察した患者から健診結果の返事が遅い、というクレームが来ています」と伝えたところ「私は忙しいんだから、そんな対応をやっている暇などない。そっちでシステムをどうにかしろ!」と逆にその看護士を怒鳴りつけました。都合が悪いことは知らない素振りです。こんな無責任なトップがいるクリニックにみなさん自分の身体を診てもらおうと思いますか?
トップがこのようなことでは院内のモラルも低下するばかりです。
そのなによりの証拠が、医療職員が次々と辞めていくことです。10か月前のオープン時に14〜15人いた医師たちのうち、常勤医として2年目の契約を更新する医師は院長を含めてわずか4〜5人だけです。看護師もすでに3分の2以上は辞めました。放射線技師は全員退職予定です。
「医療で大儲けをしよう」医療機関を訪れる人々は、体調が悪くて来ているのです。そういう人々は医師や看護師を頼りにしているものです。そのような患者から高額の金だけを受け取りながら、後は「知りません」という態度では到底医療をやる資格などありません。
現にミッドタウンクリニックの顧問である古川哲也氏は社員集会で「東証上場を目指す」「保険診療は旨みが無いので保険適応になる前に大儲けする」だのと述べています。医療で大儲けをしようという考え自体があまりにも患者を愚弄にしていると思いませんか?それどころか現在は保険診療の範囲で出来るようなことまで自費診療でやったりしているようです。患者の立場からすれば、失礼極まりないことです。
そんなクリニックに未来はない、安心して働けないと判断して従業員は次々と辞めていっているのです。
○まだ間に合う?!
オープンしたばかりの会社は、まずは土台作りをし、それも従業員の意見を出し合い改良していきながら土台の上に枝葉を付けていきますがミッドタウンクリニックはそうではありません。装飾ばかりが先に立ち、土台は今にも崩れそうです。見せかけだけの装飾などいらないのです。
医療機関は患者側から『選ばれる』時代です。ジョンズホプキンスの名前だけあっても、きちんとした医療をしないと徐々に来て頂いた患者も離れてしまいます。アルバイトの医療スタッフばかりで、毎回変わる馴染みのない医師や看護師ばかりの医療機関では、患者の信頼関係が築けるはずがありません。
信頼関係が築けない医療機関は淘汰されていきます。これはミッドタウンクリニックや会社に置き換えても同じことが言えます。
このような問題提起を医師・看護師たちはオープン当時からずっと言い続けているのですが、どうやらクリニックの経営陣は理解できないようです。それとは逆に人のあら探し、必要な情報を遮断するなどやっているのです。なぜ、そのようなことをするのでしょうか?不思議でなりません。信頼関係がないスタッフ間で、業務が上手くいくはずがありません。
組織がきちんとしていないと、何をやっても空回りです。
ミッドタウンクリニックにまだ改善の余地はあるのでしょうか? このままでは段々と時間の問題になってきているような気さえします。従業員の努力の結果、患者から支持されるようなクリニックであれば崩れません。ユニオンはそのようなミッドタウンクリニックにしていきたいという希望を持っています。
皆さんの支援をお願い致します。
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07/12/12 |
東京ミッドタウンクリニックの現状
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○次々と退職する医療職員達の現状
医師も含む職員達も東京ミッドタウンクリニックの現状をみて次々と退職していきます。レギュラー医師のうち半数以上が契約更新をしないそうです。その中には新副院長兼健診部長さえ含まれています。看護師も技師も次々退職します。放射線技師の皆さんにいたっては全員退職の意向です。看護師や技師もどんどん辞めていきます。
これを受けて田口院長は「私は、医療者は一つの病院に長く居続けない方がフレキシブルで良いと思っている」などと述べているそうです。「医者がすぐ変わる病院は駄目な病院である」というのが我々のこれまでの常識だったのですが、ここ東京ミッドタウンクリニックでは違う考えのようです。田口淳一院長がいかなる不思議な理屈を考え付いたのかは知りませんが、半年やそこらで医者がころころ変わる病院など患者さんには迷惑極まりないのではないでしょうか?
いずれにせよ、このクリニックの雇用の基本方針は短期的な雇用がベースとなる、ということを院長 自らが述べているわけです。普通医療機関というものは医師や看護師には少しでも長く働いてもらって患者との信頼関係を築こうとするものなのですが、当院は違うようです。残っている職員も不安がっています。また職員の短期的雇用をベースで考えていたのであれば、募集段階でその旨伝えるべきでしょう。田口淳一院長の発言は医療法人の院長・理事長としてあまりに無責任ではないでしょうか?
医療機関として本当に大丈夫なのでしょうか。結局最後に迷惑をこうむるのは患者さん達です。今ですら数多くのクレームが来ているのに、アルバイトの医師や看護師ばかりで一体どのように患者さん達に対する責任を果たすのでしょうか?
【11月13日団体交渉経過】
クリニックとの契約について最終契約直前まで「正社員」としてあったものが、雇用契約書を結ぶ段階で期間の定めがある「契約社員」になっており、このことが一斉に行われた事実をの不当性を指摘しても、クリニック側から「最終的には、契約書に同意しますということで署名してハンコ押してるんじゃないの? その時に条件が違ったなら質問して、なにも強制的に契約を結ぶ必要はない」と、とんでもない発言がなされました。全員このクリニックや会社に就職するにあたり前職を辞めてきている訳です。前の会社を辞めて、雇用契約結ぶ段階で「条件が変わりました」と言われても、こちらはすでに前職を辞めて来ているのです。それを「条件が違うならその時に辞めろ」というのはあきれた話です。募集段階で正直な内容が書いてあれば誰も応募しないのです。
また古川哲也顧問がある組合員を「辞めさせてやる!」と従業員の前でハッキリと発言しており、これもきちんと記録に残っています。この発言は確実に不当労働行為です!また、ある組合員の賞与査定の際、組合行動を理由に減給する発言がありました。これも組合員差別であり、確実に不当労働行為です!発言の責任を取ってもらいたいと思います。
これほど短期的(開院8ヶ月)にかくも大量の医療者が退職する病院などかつて聞いたことがありません。その点では間違いなく日本一の病院でしょう。この危機的な状況をきちんと解決する姿勢を見せて欲しいものです。会社に解決する姿勢がないのであれば、このクリニックの未来は危ういでしょう。
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07/12/02 |
「医療界は算術」〜東京ミッドタウンクリニック
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東京ミッドタウンクリニックは、今年3月30日、六本木の防衛庁跡地に建った東京ミッドタウン6階にオープンしました。リゾートトラスト(株)と三井不動産(株)が医療業界に進出するステップとして投資したクリニックです。全米No.1と言われる病院「ジョンズ ホプキンス 」と日本で初めて提携した病院とメディア等で宣伝されました。
しかしオープンして2か月後に法人に意見を述べた医者が突然自宅待機処分を受けた事を最初にさまざまなトラブルが発生しています。最近の出来事としては、同じく法人に意見を述べた副院長が今から内視鏡をしようと患者さんに麻酔をかけて効くのを待っていたとき、いきなり警察が連行していきました。法人が警察に何らかの被害届を出したのです。
このようにクリニックは恐怖支配が行われています。その中で職員はどんどん辞めて行っています。
またオープンに察し、看護師を正社員で募集しながら契約職員として雇用契約を結ぶ、募集広告、雇用受入書に記載した雇用契約を、なくしたと言う理由でもう一度雇用契約書を締結させ、大きく労働条件の変更させるということを行ってきました。
このようなことについてユニオンは現在団体交渉を行っています。
かつては悪徳医師のことを「医は算術」と揶揄しました。現在は投資者にとっては「医療界は算術」となっていて東京ミッドタウンクリニックはその典型です。
このようなことを情況を是正させるためクリニックで働いている職員は頑張っています。
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