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ネット書き込みの医師、遺族に謝罪…奈良・妊婦死亡奈良県大淀町立大淀病院で2006年、出産時に脳内出血し19病院から受け入れ拒否された末に死亡した高崎実香さん(当時32歳)の個人情報が流出した問題で、遺族側が12日、インターネット掲示板へ最初に情報を書き込んだ人物から謝罪を受けたと明らかにした。 遺族側の石川寛俊弁護士によると、近畿地方で産科を開業する医師から、今年に入って謝罪の申し入れがあり、今月4日に遺族と石川弁護士が面会。医師は「掲載したのは軽率だった」と謝罪、情報の入手先は明らかにしなかったという。 この医師は、医師専用の掲示板に「カルテのコピーを見ながらまとめた」として出産や搬送の経過を詳しく記載していた。 高崎さんの夫、晋輔さん(26)は「謝罪が遅いとは思うが、自分がやったと認め、反省してくれたのはよかった」と話している。 (2008年7月13日 読売新聞)
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